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学校のビデオカメラ [学校]

 明後日の1年の体育的行事で、記録の係になっているので、係の先生から学校のビデオカメラを借りた。

 今のカメラはHD内蔵で、前の記録も残っているから、CD-Rに焼いておいてと言われる。録画時に、上書きをしないので、HDの空きがないと、録画できなくなると言うのだ。前の記録をバックアップして、内蔵のHDから以前の記録を消す作業が必要なのだとか。
 このバックアップにかかった時間が、CD-Rの8枚分だった。一回の焼き付けに15分ほどかかり、ずっとつきっぱなしは出来ないから、授業の合間にやっていたら、放課後までかかってしまった。しかも、最初の画面を見逃したので、何時終わるのかも見当がつかない始末。

 大容量記憶もいいが、こまめにデーター転記をしないと、大変なことになると思った。
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累乗や離散や [学校]

 1年は、累乗を習う。

 「累」という漢字を1年生は知っているのか? 多分習っていない。日常的にもほとんど使わない。慣用句としては「死屍(しし)累々」くらいしか思い浮かばない。
 英語では、powerだ。この単語の翻訳だと思うが、昔の人は、漢字の知識が豊富だったので、色んな漢字を当てはめたのだろう。

 離散も、日常的には使わない。慣用句としては、「一家離散」が辞書に載っている程度。

 数学の用語は、明治期に洋算の導入を急いで、あたふたと作られた物が多いから、今となっては、古めかしく、馴染みのないものとなってしまったように感じる。
 それが本来の数学の難しさではないのだが。
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ブルーベリーの花芽 [雑感]

 今年の花芽は、昨年より多そうだ。

 ただ、まだ葉がそんなに開いていない。暖かくなるのが遅かったので、全体的に成長が遅いのだろう。
 ライラックの花も開いてきた。学校のプラタナスの葉も広がってきたので、時期はそろそろ初夏を迎えると言っていいのかもしれない。

 まだ肥料をやっていなかったので、職場帰りにホームセンターに寄って買ってきた。玄関には昨年の残りもあったはず、と探したら、同じ袋が少し使っただけで残っていた。
 どのくらい畑にやったらよいのかは、結構難しい問題だ。PHと違って、土中の肥料の残量を計るすべはない。前の年は、結構撒きすぎて、葉ばかり大きくなったから、こんな物だろうと、7本の木に400gをバラバラと撒いてみた。後は様子を見て調整しよう。
 以前は、礼肥も撒いたが、札幌では必要ないと、市内の専門家から言われた。礼肥が使われないので、翌年の肥料の量がおかしくなる、と言うことか?

 天候にもよるが、開花までは、まだ一週間以上かかるような気がする。
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右大腿部の痛み [健康]

 昨日から嫌な予感があったが、午後から、足が痛み出した。

 一昨日の草取りの後遺症だ。汗が出るくらいまで外にいて草取りをしているとこうなる。
 しかも、翌々日に現れるというのも、いつものことだ。

 階段の上り下りも苦痛になってきたが、授業に行かないわけにはいかない。不思議と、立っている間は痛さを感じない。しゃがむ姿勢が悪いようだ。

 簡単に言うと筋肉痛なので、手っ取り早く効く薬もない。明日になったらもう少し楽になるだろうか。
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テストまで [学校]

 期末テストまで、あと12回しか授業がないことが分かった。

 1年なので、文字式には入りたい。だが、今乗法に入ったばかりのクラスが多い。
 これから、除法をやり、混合算をやって、間に合うだろうか?

 昨年は、結局足並みが揃わなくて、出題は、正負の数の計算だけだった。結果、比較的高得点が多く、評定は高めについた。そのこと自体は悪くはないのだが、文字式に入ると、とたんに達成率が低くなって2学期に成績の下がる子が多くなるのだ。単元毎の絶対評価だから仕方がないが、あまり増減するのはのぞましくない。

 すでに+、-には充分慣れてきているから、さらっと流して行けば、大丈夫だろう。
 幸い、1年だけの授業しか持っていないので、旅行的行事による欠課はほとんどない。
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新しい靴 [雑感]

 いい加減すり減ってきたので、新しい夏靴を買いに行く。

 前の靴は、少なくとも5年は履いただろう。うち3年間はバス通勤をしたので、ずいぶん片側ばかりすり減ってしまった。
 そうなると、重心のかかり具合がおかしくなるのか、変なことも起こる。左足裏の魚の目もそうだ。冬靴から夏靴に履き替えてから、また同じ場所が痛くなってきたので、どうも靴の影響が大きいようだ。内張に特に問題はないのだが。魚の目の方は、ひどくならない内に、昨晩、ナイフで削った。

 行きつけの靴屋と言うわけではないのだが(そんなに靴を買うことはない)、以前気に入った靴があった店を記憶からたどって、8丁目通りを下がって新道近くの店に行く。昼頃だったが、他の客はほとんどいなかった。運動会の影響だろうか?
 5、6足履いてみて、選ぶ。今回は靴底が柔らかい物が欲しい。全体のデザインは、どうしても前の物に似た物になる。レジに持っていこうとしたら、妻が携帯でなにやら始める。携帯で会員登録すると300円引きになるのだとか。何だかえらく時間がかかるので、通信料とどっこいどっこいになるのでは、と思うが、まあ仕方がない、終わるまで待つことにする。
 明日は出かけないし、月曜日から、勤務に履いていくことにしよう。
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草取り [雑感]

 久々に暖かい日だった。

 今日の最高気温は23度。多くの小学校は運動会だったが、風もなく絶好のコンディションではなかったか。ただ、予報通り、3時頃から雨となったが、無事終了しただろうか。

 それにともなって、わが家の周りも大変なことになっていた。タンポポだ。
 昨日の帰宅時は、それほど気にならなかったのだが、昼に買い物から帰って見ると、まさにタンポポだらけになっている。さすがにわたしも気になって草取りを始めた。
 毎年のことだが、まあ何という生命力だろう。肥料もないのに、雨水だけで、何十センチも伸びる。
 また日陰の所には、大きな葉のギシギシというのだろうか、これが性懲りもなく生える。
 あまり大きいと鎌を使って切ると簡単に取れるのだが、捨てるのが大儀だ。

 30分ほど中腰になっていたら、膝が痛くなった。これ以上すると、階段の上り下りもきつくなるので、今日はここまで。
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特別時間割の確定 [学校]

 2回改訂して、6月上旬の特別時間割を確定した。

 この時期は、2年宿泊学習、3年修学旅行、1年野外学習、体育的行事が入って、他学年から入ってきている教師の授業が出来なくなる。多くの学校の場合は自習ですますのだが、本校では、空いてしまうクラスに行っている教師が自分の授業を行うことで時間割を埋めている。もちろんうまく行かないときもある。そんな時は、時間割自体の組み替えも行う。

 可能な限り時数調整も行うが、そもそもが無謀な話なのだ。追加された授業は本来計画にあった授業ではないし、無くなった授業の回復はない。だから、他学年の数クラスに行っている教師およびそのクラスの担当教師の授業時数は他と比較してでこぼこになる。そこを調整するというのは、原理的に無理なのだが、まあ出来るだけやってみる。

 期末テストが近づくと、当然授業の進度調整が必要になるから、一月前ほどから、時数にはどの教師も敏感になる。たとえば、2年所属で3年にも授業に行っている者は、自分の宿泊学習と3年の修学旅行の欠時数を把握しなければならない。

 そんなこんなで、一応確定したが、テスト2週間くらい前になると、進度調整で授業のやりとりが教科担任間で行われるのだ。時間割係には伝わってこないことが多く、かくして年間教科総時数は、個々の教科では実態と合わなくなってくるのだ。
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君が代起立条例 [学校]

 憲法では、思想・信条の自由が規定されている。

 これは、人権であり、何者によっても奪われることがあってはならない。

 しかしながら、弁護士でもある橋下大阪府知事が率いる大阪維新の会は、教育職員に対して「君が代起立」を強制する条例を提出するという。

 ここは、大阪府議会の良識の見せ場だろう。

 イワシの頭を信心する者がいても、現日本国憲法の下では、彼の信仰を否定してはならない。宗教上の理由で、起立を拒否する職員がいたら、どう対応するのか。

 橋下氏は、「公務員だから当たり前」としか言わない。
 こんな粗雑な論理で法を出すのは、憲法を忘れているとしか言いようがない。日本は地方を含めファシストの国家では無いのだ。

 そもそも時々に自ら歌い出したくなるのが「国歌」であろうし、それを絶対に歌いたくない国民勢力がある限り、それは「国歌」としては定着しないのだ。法律で決めたから、の問題ではない。多数決は当面の決着であって、真理では無い。教育職員に強制するというのは、要は児童・生徒への強制をねらっているのに他ならない。

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ライラックまつり [雑感]

 5月25日から、大通りを中心に、「さっぽろライラックまつり」が始まった。

 だが、せっかくのライラックがそんなに開花していないのだ。
 初夏の訪れを告げる祭りなのに、夏はまだ遠いことすら予感させる。

 毎朝、通勤時に通る、北区の「百合が原公園」のライラックは、たしかに、多少のつぼみは付いているが花開くまでではない。もう少し暖かくないと初夏の気配は感じない。と言うより、春を迎えた気分もまだ薄いのだ。

 ライラックは、「札幌の木」として、昭和35年に市民投票で選ばれたそうだ。
 起源は、明治22年、北星学園の前身であるスミス女学校の創始者サラ・C・スミス女史が、故郷アメリカから携えてきたもので、北大付属植物園に現存しているという。
 たしかに、市内にはあちらこちらにライラックはある。百合が原公園の中には、「世界のライラック」広場があるし、近年出来た「創成川公園」にも30種類以上のライラックが植栽されたという。
 
 歌人吉井勇の歌碑が大通西4丁目にある。
 
 「家ごとにリラの花咲き札幌の 人は楽しく生きてあるらし」
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炊事遠足・打ち合わせ [学校]

 炊事遠足のしおり読み合わせがあった。

 日程内の細かい教師側の動きや準備、しおりを使っての学活にむけての下読みになる。
 教師も、各学級の班に属して、一緒に食事をすることになる。
 1組から確認していったが、最後まで行っても、わたしの所属する班はなかった。
 そう言えば、以前、「写真を撮る係で、食事の時は回っているので、食べていられないな」と話した。
 係の先生の話では、「そう話しておられたので、配置していませんでした」との事。

 ちょっと寂しい感じもしたが、これでおおっぴらに一人で早弁が出来る。
 実は、まだ味が分からないので、カレーやシチューは食べることが出来ても、品評は出来ないのだ。「おいしいよ」といっても嘘になる。
 それならば、少し早めにパンと牛乳で昼食を済ませて、班毎の調理や食事の写真を撮っていた方がいい。

 そう考えるが、やはり空しい感じは残るのだ。
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次年度の年間総授業時数1015時間 [学校]

 来年から、新指導要領が完全実施される。

 今まで何度となく研修会で取り上げられてきた事項ではあるが、移行期間の対応に追われて来年の完全実施という到達点を忘れがちになっていた。
 昨日、PTA集会で学習の話をする事になり、ちょっとおさらいをしてみた。

 ・選択授業の廃止、総合の時間の縮小
 ・中学校では現行年間授業時数980時間から1015時間へ。体育が週3回、英語が週4回へ増。

 学校では、授業時数を年間35週で計算するので、35時間増えると言うことは、週の時間が1増えることを意味する。現行、5時間の日が3回、6時間の日が2回だが(本校では、総合の1駒を朝の10分の帯で取っているため)、6時間の日が3回となる。普通の学校なら、6時間が週に4回だ。

 かつ50分授業だから、朝9時授業開始なら6時間が終わるのは3時40分、帰りの短学活、清掃が終わると、4時10分になる。部活生徒以外の下校は4時45分だから、放課後活動は35分しかできない。これで、生徒会活動や諸行事の取り組みが出来るのだろうか。何だか不安になってきた。
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寒い一日 [雑感]

 朝、7時半に車に乗ったら、外気温が7度だった。

 これはちょっと寒い、と家に戻ってフリースを着た。
 職場に着いたら、暖房を入れていた。

 今週末に運動会を行う小学校も結構あるだろう。外で練習をしなければならず、この寒さで大丈夫なのだろうか。日中も12度を超えなかったろう。

 農家の作付けも、7日から10日ほど遅れているようだ。全道的な傾向のよう。今日などは、一部雪の降ったところもあるだろう。

 「地球温暖化の恐怖」とは何だったのか。セットで必ず広報されていたのが「原発は二酸化炭素を出さないクリーンなエネルギー」だった。今やあちらこちらでこの手の原発の広報看板が撤去されているという。嘘がばれたと言うことか。でも、嘘を蔓延させていた責任の一端は視聴者にもあるのかもしれない。JAROならどんな見解を出すのだろう。
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予定のない日 [雑感]

 平常勤務の日は、6時半に起きて、7時半に家を出る。

 予定のない日はどうだろう。最近は、一度起きて、二度寝をするようになった。そうすると、次に目が覚めるのは、12時近くだ。よほど一週間の疲れがたまっているのか、あるいは生きるエネルギーが減少しているのか、分からない。

 買い物も、娘が運転して妻を乗せていくようになった。お父さんは楽だが、たまに娘が今日は行かないといきなり言うのはちょっと困る。前の日から言っておいて欲しい。

 ブルーベリーは、花芽がだいぶん膨らんできた。葉がいまいちだが。今年は、たくさん実をつけてくれるだろうか。
 そうだ、肥料をやらないと。
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食堂 ポパイ [雑感]

 麻生にあった食堂「ポパイ」が無くなった。

 先日気がついたのだが、ラーメン屋に変わっていた。
 バス通りにあるので、バス通をしていた時は毎日見ていた。というより、独身時代85年から89年まで麻生の近くに住んでいたので、その時からこの店はあった。だが、一度も入ったことはない。
 バスの中からはいつ見ても、客が入っていることのない店だった。勤務帰りのバスなら6時前だから、その後にお客がいたのかもしれない。あるいは、昼か。少なくとも30年近く続いていた店だと思うが、その間それなりにお客は着いていたのだろう。
 麻生も変わる。「麻生英進学院」という塾のビルがあったはずだが、今は飲食店になっているようだ。昔はダンスホールだった店も、一部焼き肉屋に。
 普段通り過ぎる風景も、少しじっくり見ると、タイムスリップを感じてしまう。

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食堂 日の出屋 [雑感]

 本屋からの帰りに、新琴似14丁目を通ったら、食堂「日の出屋」があった。

 懐かしい名前だった。
 1986年、教員になって3年目に、組合の支部執行委員となった。この支部とは、北海道教職員組合の札幌市支部との意味で、通称札幌市教職員組合の執行委員を意味する。札幌市支部には、7つの支会があり、支部執行委員は、支会運営を行う支会執行部の指導に当たる。
 毎週月曜日に支部執行委員会の会議があり、火曜日が支会執行委員会の会議だった。支部執行委員は支会に行って決定された議案の説明・指導をしなければならない。
 支会の会議は、6時開催だったので、まず食事を頼む。この出前が「日の出屋」だった。
 86年当時の支会事務所は、新琴似9条3丁目の「松栄荘」というひどくおんぼろなアパートの1階の部屋で、その後、92年頃に新琴似8条1丁目の「日之出ハイツ」に移る。
 87年から93年までは支会執行委員となり、94年から98年まで5年間支部の専従、99年から2000年まで支部執行委員を務めた。
 だから、およそ、15年間、毎週一回この「日の出屋」の出前を食べ続けたことになる。ラーメンかカツ丼だった。
 「日之出ハイツ」も2001年に取り壊しとなり、支会事務所も新琴似7条1丁目のアパート「アパルトマン」へ移った。昨年(2010年)、支会事務所は全支会廃止された。
 日の出屋は、この日之出ハイツの1階にあったのだが、取り壊し後、新琴似7条通(四番通り)の別な場所に移転した。そうしてみると、名前だけで、この建物のオーナーというわけではなかったようだ。
 新川の書店に行くのにたまに新琴似四番通りを通ることがあるが、日の出屋は見つからなかった。無くなったのかな、と思っていたら、また別な場所で見つかって少し嬉しい。
 店主は替わっているだろうが、あのラーメンはまだモヤシたっぷりで、カツ丼はボリューム満点なのだろうか。

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特別時間割の提案 [学校]

 一昨日作った特別時間割の案を、朝印刷して配布・提案する。

 6月は、旅行的行事が集中するから、他学へ授業に行っている先生がいなくなる。
 多くの学校では、自習で対応するのだが、本校では、特別時間割を組み、他教師の授業とする。

 ここで問題なのは、当たったら予定以上の授業を行わなければならなくなることだ。逆に、授業が無くなった教師の分の回復はほぼ不可能。
 これを少しでも均等にするには、別に3学年が揃っている日を調整日として、少しは時数をならしてみる努力しかない。でも、大体はうまくいかない。修学旅行は3泊4日だし、臨時休業もある。出発日によっては、一週間3学年の教師が学校にいないこともある。たとえば、1年に授業へ行っている教師がいて、その分を後で回復してくれと言われても不可能だ。
 もっとも、自習にしてもカウントは授業になるが、実際は進めないので、結果はあまり変わらない。数字だけは合うと言うだけの話だ。

 うまくいかないことは分かりつつも、作らなければならない。
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500,000アクセスのお礼 [雑感]

 今日で、500,000アクセス(総閲覧数)を超えました。

 日頃からのご愛読に感謝します。

 昨年から今年と、とりあえずは、ガンの克服についやされた半年でした。
 喉の癌は治ったようです。でも、食道癌は、まだこれからです。
 超早期の物なので、お医者さんも、「内視鏡で取れますよ」と気楽な感じです。でも、あのファイバーを入れて1時間我慢しなさいとなると、ちょっと勘弁してくれと言う気にはなりますが。麻酔で眠らせてくれたらいいんですが。
 4月1日から職場復帰して、大分体の方は慣れてきました。4階が教室なので、上り下りが結構きつかったですが、今はそれほどきつく感じません。
 ただ、味覚異常と唾液の少なさは以前通りで、食事は味気なく、授業でもすぐに喉が渇くので水の入ったボトルが欠かせません。何となく情けなくなるときもありますが、まだ副作用・後遺症としては致命的な物ではないので、働くことが出来るだけマシと思うしかないです。患者さんによっては、浮腫やしびれで、職を離れざるを得ない方もいるようですから。
 同僚にも生徒にもガン患者であること、まだ完治はしていないことは公にしています。このブログに関しても、読んでいる知り合いや、昔の教え子もいることでしょうし。
 ガンに関することでご質問があれば(入院生活など)、ご相談下さい。きわめて限られた範囲ではありますが、お答えできることがあるかもしれません。

 それでは、今後もよろしくお願いします。
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食道ガンの再発 [健康]

 内視鏡検査の日。2ヶ月前に、昨年分かり、いったんは抗ガン剤治療で消えた食道癌が再発しているようだと言われた。

 今日は、10時半の予約が、実際に呼ばれたのは、12時過ぎ。その1時間前に看護師さんから、まだ後1時間くらい遅れそうです、すみません、と言われてはいたが。
 問診と、喉の麻酔。いつも胃の動きを止めるのに腕にする注射は、今は、内視鏡から薬を撒くそうで、とりあえずはしないと言う。
 3分経って、麻酔薬を吐く。処置室へ。
 食道を丁寧に見るのに、筋肉注射をするという。右肩へ。なんだ、やっぱり注射か。
 今日は20分くらいかかったろうか。外人の研修医だろうか、主治医と一緒に画面を見ていた。

 廊下に出て診察を待つ。
 2ヶ月前より、病態がはっきりしてきて、ほぼ1年前の状態と同じという。今は、1.5センチほどとのこと。夏休みに入ってからでも大丈夫というので、7月下旬に入院の手続きをとる。具体的に、入院日が決まるのは、入院日の2週間前くらいと言う。携帯の電話番号を伝える。
 内視鏡の電気メスで取れるので、手術前日に入院、当日・翌日が絶食、退院まで最短9日間という。リスクは色々聞かされた。食道に穴が空く確率1%とか。そのときは、クリップで止めるという。もちろん、退院時期は延びる。

 前回の治療は、喉の癌の治療のおまけみたいな物だったので、再発の予想はあった。
 10日ほどで終わるのなら、大したことはないが、これが最後であって欲しいものだ。
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「国歌・国旗」への強制 [学校]

 大阪府は、国歌斉唱時の起立を、教職員に義務づける条例を作るらしい。

 「法に背く地方公務員はいらない」そうだ。しかし、法律には、起立も強制的事項も何も書いていない。
 何もないところから、何かがあるように見せかけるのは、精神論であり、法律以前に、何かいかがわしい意図を感じる。それは、自分だけが正しくて、他の行動をとる人間を排除する、独善主義だ。

 日の丸が無くても卒業式は出来るし、君が代の斉唱が無くても、式典は立派に成立する。それは、文科省に見せる物ではなくて、参加者の心の中に残る物だからだ。

 強制によって、どうしても起立させたい為政者の意図は、国歌だけではあるまい。自分に逆らう者は、すべて排除したいのだ。そのことが分かるものは、隠れていてもたくさんいる。
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右上奥歯の銀歯が取れる [健康]

 昨日の夕食で、ビビンバを食べていたら、右上奥の銀歯が取れた。

 まだ8時前だったので、行きつけの歯科医院に電話し、今日の5時に予約を入れる。

 3月には、左下奥の銀歯が取れた。どちらも何時治療したものか分からないので、それなりに保っていると言うことなのだろうか。(中学時代のものなら、40年前となる)
 予約の時間に行き、念のためレントゲンも撮る。虫歯ではないようで、少し調整して元のまま入れて終わった。
 昨年は、前歯の詰め物が取れて、その後、折れてしまったので、歯髄を取って柱を立てて義歯を入れた。
 近年は、虫歯よりも、欠けたり折れたりすることの方が多い。それでも、まだ28本残っているから、大切にしよう。
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6月特別時間割 [学校]

 昨日から、6月の特別時間割の作成を始めた。旅行的行事、体育的行事が重なるからだ。

 もう一人の係の先生が、本体の時間割を作っているので、そのファイルをもらう。
 それを開いたら、何となく変だ。駒が2つ落ちているし、学活でも、一人が抜けている。発表されたⅡ期時間割とてらして、修正する。

 そこから、目的のクラス毎に、教科名と教師名が入った時間割をテキストファイルに出力する。それをエクセルで読み込んで、特別時間割作成の準備終了だ。

 今年は、他学年へ教えに行っている先生が程良くばらけているので、あまり修正しなくても済みそうだ。
 しかし、2年宿泊学習、3年体育的行事、で1年は授業となると、1年の教師だけですべてまかなわなければならなくなるので辛いものがある。まあ、昨年よりはマシか。

 本体の時間割作成をしていないので、先生方の持ちクラスが頭の中に入っていない。ちょっと苦労するが、何とかなるだろう。
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学校の共用PC [学校]

 必要があって、今年初めて職員室の共用PCを使った。

 一台は昨年入れたそうで割と新しい。もう一台は、インターネットに接続されていない前からのもの。
 時間割のソフトが入っているのは新しい方なので、作業をして、結果をエクセルファイルにする。その機械では、エクセルは2010バージョンだそうで、そのままファイルを保存したら、他の古いバージョンでは読めない。もう一度操作して、昔のバージョンで保存した。印刷しようとしたら、見たことのないプリンターが出てきて待機中という。担当の先生に聞くと、実は接続されていなく、印刷は出来ないと言われる。隣の古いPCでないとプリントアウトが出来ないと言うことが分かった。

 新旧の機械が混在すると、ソフトを含め、色んなところで混乱する。そのために時間を使うのが、バカバカしい。今日も、家の自分のPCなら10分もかからずに出来る作業が、1時間かかってしまった。

 そして結局、家に仕事を持ち帰ることになるのだ。
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静珠苑(せいじゅえん) [雑感]

 娘が送ってくれと言うので、東苗穂まで車で行く。

 途中、十軒神社の前を通ったので、この辺がどうなっているのか、少し気になった。
 帰りに、寄り道をしてみる。

 十軒神社の横には、十軒会館が昔通りにあった。以前は、私の居住地もここが投票所だった。
 そこから、道なりに入っていくと、前は「静珠苑(団地)」(せいじゅえん・だんち)と呼んでいた地区に入る。
 すぐ入り口の所に、数年前に知的障害者の施設「草笛館」が出来た。

 30年ほど前の話だが、静珠苑団地は、売りには出したが、下水・上水もまだままならない土地で、電気は通っていたのかもしれないが、多くの人は、土地は買ったが、そのまま放置する例が多かった。
 篠路の開拓の中では、とても古い歴史ある土地なのだが、近代化から取り残されたような場所だった。
 十軒とは、明治初期に開拓に入った家が10軒であったことに由来する。当時は、伏籠川が流れる原始林のほとりで、水や魚には不自由しなかったらしいが、開拓が進むと、鹿や熊の被害で、最初の10軒はすべて引き上げ、後から入居した者の子孫が今も何件か居住しているようだ。

 今は、見た目、新しい家が増えているようだ。会社や工場の方が多いかもしれない。道幅も広くなり、車で走るのにも問題はない。
 何となく走っていると、丘珠から篠路へ抜ける通りに入った。なるほど、これは抜け道になる。少し儲けものをした気持ちで、帰宅した。

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修学旅行の旅程変更 [学校]

 市内の中学校は、ほとんどが東北への修学旅行を断念したそうだ。

 理由は、JRが予定通り運行するかどうか、分からないから。
 これでは、どうしようもない。

 金曜日の報道で、目立ったのが、市内のある中学校。
 北海道南部の奥尻島へ行くという。奥尻島は、大津波で大災害に遭い、復興した島だ。そこで復興の経緯に学び、途中、泊原子力発電所や森町の地熱発電所にも寄って、エネルギー問題を学習するという。

 教師の志は良し。
 だが、生徒の思い出に残る楽しい修学旅行になるのだろうか? 生徒からの発案なら別として。
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「30年で大地震の確率87%」とは [雑感]

 これを、87÷30÷12=0.24 一月あたりの確率は0.24%だから、大したことがないと主張する方がいるという。

 「30年間で大地震の確率87%」とは、30年経ってみないとその検証は出来ない。
 この際の、1ヶ月毎の確率を求めようとは、その地震学的根拠から考えないと出来ない相談なのだ。数学的な問題ではない。何かの分布に従って地震が起きるのなら、地震学などいらない。

 地震が起きやすい地域と、比較的起きづらい地域がある。その差を数字的に表そうとすると、学問的な根拠と共に統計的な手法に頼らざるを得ない。1ヶ月後はどうなのだ、という質問は意味を持たない。
 だから、この場合は、30年間の総合的なリスクを考えて、対応策を考えなければならない。

 癌になる確率は、生涯にわたって50%だと言う。(国立ガンセンターによる。)
 これは、明日癌になることは意味しない。だが、生涯の半数の日時を考えると、明日癌になることもあるのだ。
 これを、平均寿命80歳として、50÷80÷12=0.05% だから、一月後に癌になる確率は0.05%に過ぎないのだから、ガン保険も生命保険も必要ないと、主張される方がいたら、確率のことなど何も分かっていない御仁と言わざるを得ない。

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時々の辞典 [雑感]

 環境が変わる時に、辞典を買い直すことが多かった。

 今手元にある英和辞典は、『現代英和辞典』だが、1976年の出版。大学1年の時に買った。英和辞典はこれ以降更新したことはない。

 よく使う国語辞典は、『新明解国語辞典第四版』。これは、1993年第18刷で組合支部の専従になるときに買ったようだ。職場では、高校の時に買った第二版を使っている。
 辞書も、使い込むと面白さが出てくる。特に新明解に著しい。

 この前、「しかしながら」を引いたら、
 「当該の物事のすべてがことごとく、そのような状況下にあることを表す。」とあり、例文として、
 「重盛叙爵より今大臣の大将にいたるまで、しかしながら君の御恩ならずと云う事なし」とある。 
 例文が理解できない辞書というのも珍しい。だから、面白い。

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誤植の山 [学校]

 誤植、という言葉自体が死語かもしれない。活字時代の言葉だからだ。誤記と言うべきか。

 朝、全校生徒に配られた学校便覧を見て、すぐに沿革小史の中の「祝賀会」が「祝賀海」となっていることに気がついた。
 もう少し時間をかけて見ると、他にも4カ所くらい誤植が見つかった。

 この原板を作った教頭に話をしたら、「昨年のものから上書きして作っているが、印刷して配る前に、もう少し見てもらった方が良かったかもしれない」とのこと。

 まあ、こんな所を気にとめる者はほとんどいないから、かくして、誤りは積み重なっていくものなのだろう。
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『高木貞治 近代日本数学の父』 [学校]

 岩波書店から、昨年12月に標記の新書が出版された。

 「没後50年初の評伝」だと言う。
 そう言えば、まとまった伝記は読んだことはない。

 高木先生が亡くなったのは、1960年だから、どちらかというと、自分にとっては同時代人ぎりぎりの感じがしていた。もちろん活躍されたのは戦前から戦後のことであり、わたしの生まれる前のことである。

 高木貞治は、菊池大麓-藤澤利喜太郎という東京大学での数学門下で学び、日本において初めて世界的な業績を成し遂げた数学者だった。
 その著作は広く、有名な教科書「解析概論」から、庶民向けの「近世数学史談」「数学雑談」などに及ぶ。

 しかしながら、江戸から明治期に欧米から知識を輸入した先達たちの勉強量には恐れ入る。
 高木も、ドイツ語、英語、フランス語をよくし、著名な論文「類体論」はドイツ語で書いている。

 個人の資質はもちろんだが、むしろ当時の世の中がそのような人物を必要としていたのかもしれない。
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石北峠に雪 [雑感]

 数日前だが、石北峠に雪が降ったという。

 石北とは、北海道内の旧国名石狩国と北見国との境目を言う。昔の石狩国は広かったのだ。今命名するなら上川郡との境目なので、上北峠とでもなろうか。

 この峠を通る国道39号線は北見市と旭川市を結ぶ最短ルートなので、北見で生まれて旭川で育った私には、懐かしいルートだ。峠は厳しいが、旭川側には、層雲峡という絶景地と温泉があるし、北見側には温根湯という温泉地がある。観光には適したルートだ。層雲峡とは、明治時代の歌人大町桂月が名付けたそうだ。桂月は秘境好きだったのか、日本のあちらこちらに出没して、野営をしながらも風景を楽しんだらしい。修学旅行で、十和田湖や奥入瀬に行くと、そこでも大町桂月があちらこちらで出てくるので、驚いた覚えがある。

 今日は、久しぶりに、春らしい天気だった。峠の雪はとうに溶けたことだろう。
 それでも、例年よりは寒い気がする。まだどこかで雪が降ってもおかしくはない。
 一方本州では、夏日を迎えた都市もあるという。日本は南北に長いのだなぁ、と思う。
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