石北峠に雪 [雑感]
数日前だが、石北峠に雪が降ったという。
石北とは、北海道内の旧国名石狩国と北見国との境目を言う。昔の石狩国は広かったのだ。今命名するなら上川郡との境目なので、上北峠とでもなろうか。
この峠を通る国道39号線は北見市と旭川市を結ぶ最短ルートなので、北見で生まれて旭川で育った私には、懐かしいルートだ。峠は厳しいが、旭川側には、層雲峡という絶景地と温泉があるし、北見側には温根湯という温泉地がある。観光には適したルートだ。層雲峡とは、明治時代の歌人大町桂月が名付けたそうだ。桂月は秘境好きだったのか、日本のあちらこちらに出没して、野営をしながらも風景を楽しんだらしい。修学旅行で、十和田湖や奥入瀬に行くと、そこでも大町桂月があちらこちらで出てくるので、驚いた覚えがある。
今日は、久しぶりに、春らしい天気だった。峠の雪はとうに溶けたことだろう。
それでも、例年よりは寒い気がする。まだどこかで雪が降ってもおかしくはない。
一方本州では、夏日を迎えた都市もあるという。日本は南北に長いのだなぁ、と思う。
石北とは、北海道内の旧国名石狩国と北見国との境目を言う。昔の石狩国は広かったのだ。今命名するなら上川郡との境目なので、上北峠とでもなろうか。
この峠を通る国道39号線は北見市と旭川市を結ぶ最短ルートなので、北見で生まれて旭川で育った私には、懐かしいルートだ。峠は厳しいが、旭川側には、層雲峡という絶景地と温泉があるし、北見側には温根湯という温泉地がある。観光には適したルートだ。層雲峡とは、明治時代の歌人大町桂月が名付けたそうだ。桂月は秘境好きだったのか、日本のあちらこちらに出没して、野営をしながらも風景を楽しんだらしい。修学旅行で、十和田湖や奥入瀬に行くと、そこでも大町桂月があちらこちらで出てくるので、驚いた覚えがある。
今日は、久しぶりに、春らしい天気だった。峠の雪はとうに溶けたことだろう。
それでも、例年よりは寒い気がする。まだどこかで雪が降ってもおかしくはない。
一方本州では、夏日を迎えた都市もあるという。日本は南北に長いのだなぁ、と思う。