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乳児用液体ミルク [雑感]

 政府は、国内での乳児用液体ミルクの製造・販売を、男女共同参画会議で「女性活躍加速のための重点方針」として盛り込む方針だと言う。

 現行では、国内での製造は行われていないが、輸入した外国製品の販売は法には触れないそうだ(ただしかなり高額)。以前(2014年12月2日)このブログに書いたように、大災害時には、粉ミルクでは、清潔な水、消毒、加熱器具等の確保が難しく、乳児を抱える母親は大変な苦労をしたようだ。この点、液体ミルクならば、調製の必要はない。すでに政府は厚労省、消費者庁へ「食品衛生法」等の改正案作りを指示しているようだ。
 ただ、「男性の育児参加促進」も目的としているのは、いただけない。別に粉ミルクが男性の育児参加を妨げているわけではなかろう。ミルクを飲ませる以外にも、育児の協力の手立てはあるだろうに。

 さて、肝心の価格だが、メーカーの推定では、製造費用・流通費用を含め、粉ミルクの3倍程度になるそうだ。
 そこで、概算してみると、米国製品が200mL1本で2ドル前後(現地価格)だそうだから、およそ200円。国産粉ミルクは、大体一缶800gで2,000円ほど。200mLのミルクを作るには26g必要だから、800÷26で1缶約30回分となり、1回分は2,000÷30でおよそ70円となる。だから、粉ミルクの3倍程度というのは、現行妥当な価格のようだ。
 1日分にすると、離乳食前の3~4ヶ月の幼児は1日5回必要だから、液体ミルクで200円×5回で1,000円。粉ミルクで70円×5回で350円程度となる。すべてを乳児用液体ミルクで、というのは経済的にかなりの負担となる。外出時や臨時的もしくは非常用として扱うことになるだろうか。コンビニにいつでも置いてあるような状態が望ましいのではないか。外国製品では常温でも半年程度の賞味期間があるようだから、そんなに難しい問題ではないような気がする。あとは、認知度がいかに広がるかだろう。

 考えてみると、ミネラルウォーターなるものが販売されたときは、その値段と共にとても奇異な感じがしたが(ただの水なんぞ売れるのか?)、今ではコンビニに普通に置いてある。
 余談になるが、あるコンビニで値段を見ると500mLで100円前後だ。札幌の水道水は日本でも有数のおいしさだと言われているので、わたしはもっぱら水筒に水道水を入れて持ち歩いている。水が無くなれば家や職場なら台所で、外なら公園の水飲み場で足すことが出来る。コンビニにで水を買う事は無い。だが、水筒を忘れ、近くに水飲み場がなくてコンビニがあれば、あるいは水を買うかもしれない。そんなものだ。ちなみに、札幌の場合、水道料金は、基本料金を除いて、20立方メートルまで200円(税抜き)だから、1Lでは0.01円となる。500mLなら0.005円だ。これと同じようなものを100円で売っているのだから、ペットボトル代と輸送費を引くとどれだけの利益になるのだろう。そのコンビニの冷蔵庫の一番下には、同じミネラルウォーターの1L入りペットボトルがあったが値段はやはり100円だった。500mLでも1Lでも値段が変わらないとは。「水商売」とはよく言ったものだ。
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トレーラーの格納 [雑感]

 キャンピングトレーラーを冬期格納するのに、販売店に持っていった。

 8月末から抗うつ剤を服用しているので、まだ自分で車の運転は出来ない(*)。娘がけん引免許を持っているので、今日は、娘に運転してもらい、一緒に販売店まで行った。
 倉庫ではなく、販売店に持っていったのは、トレーラー内のガス器具の点検があるからだ。倉庫代を払い、ガス点検用の書類を置いていく。来年4月は車検なので、3月までには自賠責保険も取っておかなければならない。
 毎回のことだが、トレーラーが家の窓から見えなくなるのは寂しい。空いた駐車スペースには、車を入れる。車の定置場所は、その隣なのだが、冬の間は雪捨て場になる。春にトレーラーを持ち帰るのに、トレーラーのスペース全体を除雪する必要があるからだ。冬に車を入れておけば、積雪が少なくて済む。次に家に戻ってくるのは来年の4月だ。

 *うつ病であって、抗うつ剤や向精神薬を服用していても、主治医の判断で車の運転は可能。ただし、主治医が危険と判断して車の運転禁止を患者に通告していたり、顕著な精神症状があって、明らかに運転に支障がある状態で死傷事故を起こした場合、H26に施行された「自動車運転死傷行為処罰法」により、死亡で懲役15年以下、負傷で懲役12年以下の刑に処せられる。
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