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答案の正答は、マルかバツか [学校]

 日本語学校で教えている先生の記事によると、外国では答案のマル・バツが、日本と反対のところが多いようだ。

 つまり、日本では、正解なら当たり前のようにマルをつけるが、アメリカなどでは、マルをつけられるのは、誤答の場合だという。
 いろいろな国からの留学生の反応を見ると、日本の方が世界の少数派のようだという。

 外国の電気製品のスイッチには、○と縦棒の表示がある。最初は、どちらがオン・オフなのか分からなかったが、○がオフと決まっているようだ。少なくともEU内では、これで通るらしい。○を〇(ゼロ)に見立てれば良い、と販売店さんから言われたことがある。
 その感覚で、日本で答案にマルをたくさんもらった留学生は、「ゼロばかりだ・・」と感じてしまうのだろう。

 まあ、だからといって、日本の慣習を改める必要は全く無いが、「日本の常識が世界の常識ではない」ことは知っておく必要はある。日本の車道が「左側通行」だからといって、世界も同じとは限らないように。
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古地図に見る花畔札幌線 [雑感]

 学校図書館に、札幌の古地図の複製があった。

 古地図と言っても一番古いもので、明治期のものだ。当時札幌はまだ区政にはなっていなく、中心部が札幌市、近隣に札幌村、篠路村などがあり、それらを合併しながら今の札幌市になっていく。
 その地図を見ると、札幌駅近くから、札幌村の方へ斜めに延びる道がある。旧伏籠川沿いに篠路村を通り、今の石狩市花畔に至る。まぎれもなく、花畔札幌線だ。当時は、まだ札幌中心部以外は、碁盤目の道路が作られていなく、石狩と札幌を結ぶ道路としては、重要だったのだろう。

 社会科の先生によると、今の地図を黒板に張り、旧道をOHPで投影すると、ピタリと当てはまるそうだ。

 今では、無意味なように曲がりくねる旧道だが、川沿いに作られたので、仕方がなかったのだろう。
 ネットで探すと、自転車でこの道をトレースされている方がいた。参考までに引用しておく。

 http://dnss.dyndns.org/~pima868/report/hokkaido/0273.htm
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安念さんの思い出 [学校]

 高校の2年先輩に安念さんと言う方がいた。

 それを思い出したのは、今年異動して来られた先生と遠足の下見の帰りに車の中で雑談をしていたら、同じ高校の先輩だと言うことが分かったからだ。
 「安念さんという抜群に勉強が出来た先輩がいて、同期だと思いますが?」と聞くと、確かに覚えているとのこと。

 高校1年の時に、制服自由化運動が頂点に達して、全日生徒総会という日もあった。安念さんは議長で、その采配ぶりは素晴らしかった。わたしはクラスの選挙監理委員をしていたこともあり、何度かは話す機会があったのだと思う。
 当時は、校内模試の成績が職員室前に張り出された。成績上位者は一目瞭然だった。安念さんは、高校2年の時から上位グループにいたと言われていた。
 「目から鼻へ抜ける」とはこういう人を言うのだ、と感嘆した。高校の面白さは、こんな人と出会えることにもあるのかもしれない。とすると、今のように完全輪切り体制のような進路指導は、人生の面白みをずいぶんと無くしてしまっているのかもしれない。独特な風貌だったので、後に、フィールズ賞を取った数学者の広中平祐さんの写真を見て似ているな、と思った。

 東大法学部卒業後、北海道大学法学部の先生になった、といううわさ話までは聞いていたが、今どうされているかは知らなかった。
 ネットで検索すると、すぐに見つかるではないか。安念潤司先生。今は、中央大学法科大学院教授だという。お元気そうで何より。
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斜め通りを歩く [雑感]

 札幌市内の道路は、基本的には碁盤目状に作られているが、たまに斜めに走る道路もある。

 大抵は昔そこに川が流れていて、その川沿いに作られたものが多い。札幌も開拓史の時代からの歴史があるのだ。
 「斜め通り」と言えば、東区のものが有名だが、これは、旧伏籠(ふしこ)川沿いに作られた元村街道をその発祥とするそうだ。東区北7条東1丁目から東区役所あたりまでは、知っていた。
 ところが、この道路は、正式には、道道273号花畔(ばんなぐろ)札幌線と言い、起点が石狩市なのだという。東区の郵便局の近くが終点なのだ。これは、今まで知らなかった。
 それどころか、今まで何度となく通った、篠路駅前通り、十軒神社前を通る旧十軒街道(と自分たちは呼んでいたが、由来は不明)も、この花畔札幌線に含まれるという。

 そこで、webの地図を目で追いながら、歩いた気持ちになる。

 http://www.its-mo.com/map/?lvl=11&lat=155118270&lon=508840270&action=addr&id=01102,%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E6%9C%AD%E5%B9%8C%E5%B8%82%E5%8C%97%E5%8C%BA

 篠路の五叉路から一部の道路は、何年か前から一方通行になった。以前は対面通行できたのだが、あまりにも細く、広げる余地もないので、片側通行にしたのだろう。
 十軒神社あたりまでは、昔は篠路中学校の校区だった。1987年に篠路西中学校が開校して、通学区域も変わり、現在は、上篠路中学校の校区となっている。30年前の生徒はバスで通ったと思うが、十軒神社より東区寄りに住んでいた生徒は、特認で丘珠中学校に行ったのではないだろうか。冬になると、年に2回は吹雪のために通行止めとなり、集団下校で歩いて帰したものだった。

 明治時代の地図とてらすと、もっと道の姿がよく分かるかもしれない。
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ユッケで死亡 [健康]

 富山・福井両県の同じ焼き肉チェーン店でユッケを食べた4名が死亡し、数十名が食中毒で入院しているという。

 ここまで同一店から大量の食中毒者が出て死亡者まで出した例はかつて無かったのではないか。
 そもそも生肉食に対する衛生観念が無きに等しかったのではと思う。接客には気をつかっていたと言うが、薄利多売方式で、主たるメニューは一皿100円で、このユッケは280円で売られていたそうだ。しかも前日売れ残った肉は翌日も使われていたという。複数の店舗で同時発生とは、仕入れの段階に問題があったことを伺わせるが、同時にマニュアル化された調理・管理にも問題があったことが感じられる。

 ずいぶん昔の話だが、学生時代、塾で講師をしていたとき、先輩の先生と、焼き肉屋に入って食事をしたことがあった。
 そこで、レバーを注文して、先輩が「これ生でもおいしいんだよ」と二人で食べ始めていると、店の従業員が飛んできて、「それは生食用のものではないので、絶対に止めてください!」と制止された。今から考えると、当然の対応だったと思う。プロが調理する飲食店であれば、当たり前のことだ。

 食中毒の経験は一度だけある。
 学生時代、寮務委員で学生委員会との交渉があった。
 交渉最中、どうも体が火照る。興奮しているのかな、と思った。
 終わってから、周りに聞くと、どうもみんな熱が出ているようだ。共通しているのは、寮の夕飯を食べてから来たこと。鯖にあたったのだ。学生係に連絡して、調理員に確認すると、朝仕入れた鯖を冷蔵庫に入れていなかったらしい。ここまで初歩的なミスは珍しいのだが、保健所に報告すると、明日からの飯が出なくなる。大きな事態にはならなかったので、報告しないことにした。

 昨日の北海道新聞だったろうか、岩見沢市の学校給食がやっと再開されたそうだ。死者こそ出なかったものの、食中毒の被害にあった後遺症は未だ残っているらしい。
 食の安全は、生産だけではなく、当然加工にまで及ぶ。プロたるもの、新たな自覚を持って、臨んでいただきたい。
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お西かお東か [雑感]

 浄土真宗のいわゆる門徒であることは知っているのだが、お西だったかお東だったか、時に分からなくなる。

 俗説では、北海道は「お東」が多いという。京都から見て東だからだ。だが、実際はあまり関係はないようだ。
 そもそも教義上の違いもほとんどないので、対立・抗争の歴史は無い。むしろ、近年では交流の方が進んでいるようだ。とにかく、大所帯なので、織田信長の時代から分かれてはいるが、今更一緒になる必要もない、と言った感じなのだろうか。

 お寺が、生まれた北見市なものだから、行く機会がほとんど無い。墓も北見なので、墓参りも何年かに一度できればよい方だ。
 北見のお寺は「本覚寺」と言い、北見さくら幼稚園がそこにある。わたしも小学校に入る前に1年通った。だから、お寺の場所は良く覚えている。
 改めて調べると、浄土真宗本願寺派のお寺だ。だから、「お西」であることが分かる。
 父が亡くなった恵庭では、「本誓寺」の住職さんに来てもらって、お経を上げてもらった。葬儀屋さんの手配だとは思うが、同じ本願寺派でも、寺によってはつながりが深かったり浅かったりするのかもしれない。
 家から歩いて3分ほどの所に、お西のお寺があり、「浄土寺」と言う。北見の本覚寺さんとご縁はあるのだろうか。
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遠足下見・後日談 [学校]

 月曜日が下見で、学年全員が顔を合わせたのが今日。

 なにやら話がかみ合わなかったが良く聞くと、あまりにも寒いので、炊事遠足の場所に行くグループの女性陣は全員、学校に待機していたそうだ。男だけで行ったことになる。と言っても男の方が少ない学年なので、3人か。
 まあ妊婦さんもいるので、賢明な判断だとは言えるが、こんな時でも、男は我慢させられるのだなぁ。
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二期制の導入について [学校]

 研修会で、二期制の導入について、市内の実態と本校における諸問題を交流した。

 市内で、完全二期制を導入している中学校は2校に過ぎないが、4教科(技術・家庭、保険・体育、美術、音楽)のみの二期制導入は、半数に近い。
 4教科の授業は週1~2時間程度で、三期制だと評価資料が不十分である。技術・家庭科のように、前期・後期で履修分野を入れ替えている教科は、二期制の方が評価がしやすい、と言う。

 4教科二期制を導入すると、5教科は3学期の3回の定期テストを実施し、4教科は2期の2回の定期テストを行うことになる。本校は2学期の中間テストを実施していないから、5教科は現行と変わらない。ただ、評定が出る時期が異なることになるので、1学期末の通知票には、4教科の評定は載らないことになる。2学期中頃に、4教科の評定が通知され、3学期末にはすべての評定が揃う。
 保護者にとっては分かりづらくなるかもしれないが、不十分な評価資料で評定されるよりは、マシかもしれない。

 何とも言えない気分になるのは、5教科の方はあまり関係が無いという態度でいるからで、実際あまり真剣に論議しようと思わない。4教科がしたいというなら、いいんじゃないですか、くらいの気持ちだ。
 説明責任が強調されつつある時代においては、現実的な対応が求められているのかもしれない。
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「ビンラディン殺害」に思う [雑感]

 国際法には全く疎いので、単なる雑感に過ぎない。

 「ビンラディン殺害」成功とアメリカ政府は、戦略目標達成を高々と世界に公表した。
 国際的テロの主犯者である彼を、捜索し「殺害」するのが、アメリカ政府の目標であったと。
 何がわたしに違和感を感じさせるかというと、殺してそれで終わりなのかと言うこと。
 相手が逮捕しようとしてもどんな行動を見せるか分からないくらい凶暴な相手なのだ、というなら分からなくもないが、ミサイルを落としたわけではなく、ちゃんと個人の識別まで出来たと言っている。ならば、逮捕も可能だったのではないか。

 日本の戦争裁判でも、東条英機など、被告となれば、限られていたとしても公の場で主張は出来た。記録も残っている。

 戦争状態とは言え、可能な限り、身柄の確保につとめるべきではなかったのか。
 相手の声を聞かずしての一方的な断罪は、時に大きな誤りを後世に残す。ましてや、アメリカと反対の立場で支持者のある人物では。
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小樽港にて [雑感]

 天気が悪そうなので、当初予定していた弁慶岬は断念し、近場の小樽港を目指す。

 自宅からは、1時間程度の所だ。
 妻は、釣れるのは北防波堤近くと言うが、よく分からない。
 行ってみて、悪天候のわりには釣り客が結構いることに驚く。何度か埠頭を回って泊まれそうなところを探す。
 トレーラーを設置したら、妻と息子は釣りの準備。わたしは、トレーラーの中でくつろぐ。
 初日は、投光器と発電器を出して、夜12時頃まで頑張ったようだが、釣果0とのこと。

 翌日は、朝から、小型のタンカーが岸に着き、エンジン音がうるさい。油を降ろしているらしい。周辺の車は移動させられたと言う。午前中は雨。午後も怪しいので、昼食後は、小樽観光。車を止める場所がないので、妻と息子を降ろして、トレーラーに戻る。3時過ぎに携帯に連絡が来て、色内あたりを歩いているという。車で迎えに行く。蒲鉾と鶏の唐揚げをおみやげに買ってきた。この晩も、0時頃まで釣りをしていたと言うが、ハゼが一匹とのこと。もっとも、他の人もほとんど釣れていないようだ。

 3日目、11時頃に、またタンカーが着くらしく、港湾の会社の人から移動を指示される。
 と言われても、トレーラーは車ほど簡単には移動できない。とりあえず、散らばりそうなものを片づけ、連結して異動する。連結のまま止められそうな場所を探すが、なかなかなくて、結局石狩まで来てしまう。
 国道の横の駐車場で、昼食。車の中、トレーラーの中の荷物の整理。
 ここまできたら、もう家まで30分もかからずに着いてしまう。
 日は差しているが、気温はあまり上がらない。
 今年のGWはこれにて終了。無事に帰れたことで、良し、としよう。
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出動準備 [雑感]

 昨日の悪天候に懲りて、近場に釣りに行くことになった。

 気は楽だが、トレーラーも今年の初出動となると、若干の点検が必要だ。

 食事や持ち物の準備は妻がやっているので、水回りやガスの点検をする。冬の間にどこかが凍結して、水漏れが起こっているのが一番怖い。幸い大丈夫なようだ。冷蔵庫のガスもすぐに着いた。

 車で1時間ほどの埠頭へ行くが、さて、どこに泊まれるのだろうか。
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遠足の下見 [学校]

 身体計測の後、2時間授業があり、給食を食べた後、2時過ぎから遠足の下見に行く。

 記録の転記は、副担中心に何とか2時15分までで終わった。

 下見は、炊事遠足場所の本隊と雨天時プロブラム用の2班に分かれて行く。
 しかし、何という寒さだ。外気温4度。時にみぞれが降る。

 わたしは、雨天時プログラムの大倉山のウィンター・スポーツ・ミュージアムと円山動物園の方だったので、2人の同僚を乗せて大倉山に行く。
 この施設は初めて。受付で、親切に応対してくれた。あらかじめ電話は入れてあったのだ。
 
 円山動物園も、下見の連絡は入れてあったが、どこから入ったらいいのかよく分からない。迷った末、正門横の受付から入り、事務所で話をする。寒いので、昼食場所の選定、など、動きは最低限とする。

 滝野へ行ったグループは、この寒さの中大丈夫なのだろうか。などと話をしつつ、学校へ戻った。2時過ぎから行うには、きつい日程だった。
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ブラインドの羽の向きは? [雑感]

 昨日、妻が娘と、台所のブラインドを注文してきた。

 以前から、壊れて上がらないままになっていたのだ。
 今は色んな種類があって、ツートンカラーのものもあるという。
 結局、オーダーメイドで注文したそうだ。

 店の人とカラーの話をしていて、ブラインドの羽の向きは、1階の部屋では、ガラスに向かって羽を下げるのが通常なのだそうだ。(2階以上は、羽を上げる。)外部から中を見られないようにするためだろうか。
 家を買って23年になるが、そんなことは、考えてみたこともなかった。
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