数論「ABC予想」の証明 [雑感]
今朝の北海道新聞に、京大の望月新一教授が「ABC予想」を証明する論文を、8月に自分のブログでインターネットに公開したと報道した。
「ABC予想」とは、ある正の整数aとbとが互いに素のとき(a<b)、a+b=cを考えると、積abcの素因数分解の中の素数のみの積の2乗が、常にcを超えることをいう。
証明は審査を経ることが必要になる。自分一人で「証明した」と言い張ってもダメなのだ。ただ、論文の内容が難解なので、専門家チームでも数年かかるだろうと言われている。
この証明がなぜ画期的なのかというと、数の世界で、和と積とはまさに「水と油」のように全く和解しないのだ。
例えば、2と3の和は5だが、それらの積6と和の素因数5は全く関連がない。
だが、ここに、未だ誰も知らなかった虹の架け橋がかかったのかも知れない。
数論の世界では、10年くらい前に「フェルマーの定理」が350年ぶりに証明されたが、このような世紀的な発見を、目の当たりに出来るのは、本当にドキドキさせる。あるいは、間違っているかも知れないのだが。
「ABC予想」とは、ある正の整数aとbとが互いに素のとき(a<b)、a+b=cを考えると、積abcの素因数分解の中の素数のみの積の2乗が、常にcを超えることをいう。
証明は審査を経ることが必要になる。自分一人で「証明した」と言い張ってもダメなのだ。ただ、論文の内容が難解なので、専門家チームでも数年かかるだろうと言われている。
この証明がなぜ画期的なのかというと、数の世界で、和と積とはまさに「水と油」のように全く和解しないのだ。
例えば、2と3の和は5だが、それらの積6と和の素因数5は全く関連がない。
だが、ここに、未だ誰も知らなかった虹の架け橋がかかったのかも知れない。
数論の世界では、10年くらい前に「フェルマーの定理」が350年ぶりに証明されたが、このような世紀的な発見を、目の当たりに出来るのは、本当にドキドキさせる。あるいは、間違っているかも知れないのだが。