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『数学をきずいた人々』 [学校]

 ある教室に授業に行くと、一番前の生徒が数学史の本を読んでいた。

 書名は『数学をきずいた人々 ユークリッド デカルト ニュートン 関孝和』。北区の市立図書館で借りてきたそうだ。
 ユークリッド『原論』の最初の定義・公理、公準が載っているが、分からないと言う。まだ証明の一歩も勉強していないのだから、分からないだろう。でも、関心を持つのはよい。この生徒がある程度数学が分かるようになれば、より高い数学への道をたどるのだろうか。
 図書館の検索システムで調べたら、村田 全(たもつ)という方の書かれた本だった。児童書に分類されている。中学生向きの本なのだろう。村田さんは、数学史が専門で、ブルバキの『数学史』も翻訳されている。市内市立図書館にたくさん蔵書があるので、今度借りてみよう。
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