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「自由の森学園」の卒業生 [学校]

 席を向かいにしている担任が(わたしは副担任)、自由の森学園の卒業生だと知ったのは、昨日のことだ。

 世間話をしていて分かった。普段、職員室では、そんな余裕はないのだが、宿泊学習で2年生の授業がなかったせいか、話が出来た。

 学生時代、「ひと」という教育月刊雑誌があって、その読者を中心に、各地で「ひと塾」というものをその地域の有志が立ち上げて行っていた。管理主義を廃し、子ども中心の教育を、と言うのが共通のテーマだった。
 わたしも、1979年頃から仲間と「札幌ひと塾」を立ち上げ、世話人として、何年か活動した。

 1982年頃だろうか、この「ひと」に寄稿する教育活動家を中心に、あたらしい学びの場、「自由の森学園」を作ろうという機運が高まっていた。
 札幌のサークルからも、この建設に参加したいと、大手書店に勤めていたメンバーが、本州に移住した。学校の図書館司書となると言う。
 そして「自由の森学園」は、埼玉県飯能市に、1985年開校した。

 彼女は10期生と言うが、北海道にあこがれて道教育大を卒業し、今は中学校教諭だ。
 機会があれば、中・高時代の話をもっと聞きたい。
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