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「もいわ ぱんじゅう」健在 [雑感]

 買い物帰りに東区を通ったら、「もいわぱんじゅう」と書かれたかわいらしい看板があった。

 この店には、5、6年前に来たことがある。当時は、札幌でただ一つの「ぱんじゅう」の店だった。今では、中央区の狸小路に往年の味を復活したという「正福屋」がある。支店も3店ほどあるという。
 「ぱんじゅう」とはたこ焼きのような形状で中に餡やクリームが入っているお菓子だ。饅頭のように中に餡などが入っているが、蒸さずに焼いて作るのでパンでもあると、その名前が着いたという。大正時代からあるそうで、戦前はかなりはやっていたそうだが、戦後は、ほとんど見なくなってしまった。小樽の店が今でも有名だ。
 「もいわぱんじゅう」は、以前中央区の藻岩山の麓にあたる教育大学付属小中学校の近くに店を出したことから、この名前となったそうだ。いつ閉業したのかは分からないが、2003年に東区の自宅前に立ち売りの小さな店を再開したという。
 ちょっと寄ってみたら、ちょうどお客さんがいて、商品を買っていた。作っているおばあさんも健在のようだった。小さな張り紙があり、月曜祝日休みに加えて日曜日も休みます、と書かれてあった。ウチは子ども達もいないので、買うことは無かろうが、おばあさんには元気でいて欲しい。
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