無事故・無違反３３年

　１９７８年に自動車運転免許取得以降、無事故・無違反歴が３３年になる。

　その記録が、途切れそうになった。
　一昨日、　職場からの帰りに、Ｔ字路を左折する時のことだ。一時停止し、右を見て左を見て、再度右を見て車が来ていないことを確認する。何時もの事だが、左に発進しようとしたら、突然車の前に自転車に乗った人が現れたのだ。
　こんな時は反射的にブレーキを踏み込むものだと知った。相手の人は倒れることもなく、ちょっと不審な様子だったが、そのまま去って行った。
　左を確認したときには、まだ近づいている自転車に気が付かなかったのだ。自転車も結構速いから、右を見た数秒の間に、わたしの車の前を通過しようとしたのだろう。
　もう少し前に出てしまっていたなら、相手を押し倒していたことだろう。完全な交通事故だ。

　実は妻が同じような状況に、あったことがある。もう、７、８年ほども前のことだが、自転車に乗って走行中に、駐車場から急に出てきた車の側面にぶつかったのだ。相手の運転手は、右側から来る車に気を取られて、左側から近づく妻の自転車に気が付かなかったのだ。怪我は手の打撲程度と大したことが無くて良かったが、警察を呼び現場検証、念のため内科、そして整形外科での診察、自転車の修理見積もりと、ほとんど一日がかりだった。翌日加害者と共に呼ばれた警察では、歩道を自転車で走っていた妻も過失がないわけではないのだが、交通量の多い国道なので、車道をどうしても走れとは言えない。国道に出ようとする運転手は車の流れから、どうしても右側ばかりに気が取られるので、車の流れに逆らわない左側の道を走るよう、指導されたという。
　
　まあ、これを運が良かったと思って、いっそう気をつけよう。