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ミリンダ [雑感]

 ミリンダは今でも売られているのだろうか?

 ある居酒屋に、炭酸飲料ミリンダの空瓶が並べられていた。そう言えば、最近は見たことがない(ような気がする)。

 mirinda はエスペラントで、「驚くべき、不思議な」の意味だ。そう仲間に話すと、「エスペラントって何ですか」と聞かれた。
 うむ、わたしの習った中学国語?の教科書には、「エスペラントの父ザメンホフ」と言う章があり、帝政ロシアの支配下にあったポーランドに生まれたザメンホフが世界を一つの言葉でつなぐよう人工国際語をつくった話だった。無数とも言える単語群に悩まされるザメンホフが、道すじで「シュヴェイツァルスカーヤ(門番所)」と「コンディトルスカーヤ(菓子屋)」の看板を見て、「このスカーヤのような接尾語をうまく使えば一つの単語から他の単語を作り出すことが出来る!」ことに気がつくくだりは感動的だった。
 その元の文章は伊東三郎著『ザメンホフ』(岩波新書・1950年刊)だと思うが、今はあまり書店でも見かけない。

 高校生の時に、出口京太郎著『エスペラント国周遊記』(アサヒ・アドベンチュア・シリーズ、1965年)を、旭川の古本屋で見つけて、エスペラントが現実に使われていることを知り、興味を持った。札幌にエスペラントの会があることを知り連絡をとると、通信教育で教えてくれるという。そうして、しばらく勉強した。
 エスペラントは語彙を出来る限り規則的・系統的に作る。「驚くべき」ことを表すのに、英語ならmarvelous と言う単語を探さなければならないが、エスペラントでは、mir(驚く)-ind(べき)-a(形容詞)で済む。
 ちなみに、Esperanto とは esper(希望する)-ant(している)-o(者・名詞)の意味で、元々はザメンホフ博士のペンネームだったが、この国際共通語の代名詞になってしまったものだ。本来は、”lingvo internacia” と言う。
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受講票が届く [学校]

 11月18日に「教育職員免許状更新講習受講票」が届いた。

 会場は全て北海道教育大学札幌校。母校ではあるが、藻岩山の麓から移転して今はあいの里なので、なじみは全く無い。ただ、自宅からは近い。車で15分ほどか。
 12月17日を皮切りに、これから丸5日間通わなければならない。
 わたしのように、会場が比較的近距離であれば、通うのに何の問題もないが、これが地方に居住する教職員ならどんな不便を感じることだろう。
 ともあれ、受けなければ免許が失効し、自動的にクビになる制度だから、仕方がない。運転免許と同様に、勤続年数毎に、短縮講習で済むようにしたらどんなものか。
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