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網脈絡膜症の今 [健康]

 市立病院の眼科に行った。

 右目がよく見えなくなり(ディスプレイの字が判別できない)、地元の眼科に行ったのが、2009年10月26日。「中心性漿液性網脈絡膜症」と診断され、一月ほど通ったが良くならないので、OCT(網膜断層検査)の出来る大きな病院を紹介されたのだ。
 今日も、矯正視力の測定(今回は0.7)と、OCTを行ったが、前回の結果とほとんど変わりが無いという。根本的な治療法が無い病気なので、経過観察しか無いようだ。もっと漏出(ろうしゅつ)がひどければ、レーザーで漏出点を焼いて止める療法(レーザー光凝固術)があるが、それで視力が回復するわけでは無い。むしろ視力は0.1位まで低下する場合もあるという。多くは数ヶ月で自然治癒する病気と言うが、もう4年経つ。
 病気の原因の多くはストレスだそうだ。食うために仕事している以上、仕事を続けざるを得ないが、ストレス無しの仕事なんてあるのだろうか。

 それはそうと、今回はものすごく待たされた。2時間待ったのだ。予約時間は何のためにあるのだろうかと思ったくらい。
 ただ、順番で呼ばれて中待合室に入ると、診察室のカーテン越しに、前の患者さんとお医者さんのやりとりが聞こえてくるので、これは仕方が無いかな、とも思えてくる。お医者さんが「網膜の病気で、放置しておいたら悪くなるばかりですから。たまたま本当に偶然に明日手術室が使えるので、今日入院してもらって、明日手術をしましょう」と言っている。患者さんは、「仕事もあるので、そう急には・・・」と言うのだが、「早く手術するのが一番で、明日やらなければ予約が詰まっているので2ヶ月以上後になりますよ。目が見えなくなったら仕事も出来なくなるでしょう。誰も、あなたの目の代わりに見てくれる人はいないんですよ」と、穏やかではあるが説得が続いているのだ。これは時間がかかるだろうなぁ。仕方が無い。
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