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入院66日目 [健康]

 今日も点滴と診察。

 縫ったところは浸出もそれほど無く、きれいなようだ。まだ、傷口の上に貼ってあるテープ交換はしていない。明日くらいだろうか。
 食事は相変わらず、栄養剤。飽きないか、と問われたら、もう30日以上こればかりなので、当然飽きているが、他に食べることが出来るものがないので、仕方がない。規定量を入れたら、お腹が空くと言うことはまあ無い。
 夢では、何かを口から食べることはしょっちゅうある。だが、うまく噛めなかったり飲み込めなかったりで、満足感を感じたことはない。味は、放射線治療以来、完全には快復していないので、それほど問題にはならないのだ。
 病院の文庫では、そろそろ読みたい本が無くなってきて、歴史小説的なものに手を出すが、歴史物というのは後から書く者にとっては「後出しじゃんけん」的な有利さが付き物であり、そうではなくて、何が必然だったか、どうしてそうならざるを得なかったのかを追及してもらわないと、何も感動が伴わないのだが、残念ながら今読んでいる文庫本もその手の作品のようなのだ。「ナチに追われているユダヤ人の女の子と出会い、一緒に住むようになった」では、どうも恋や愛どころか、文学以前のような気がするのだ。
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