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教員免許状更新講習・選択「救急救命処置」 [学校]

 教員免許状更新には、必修12単位、選択18単位を必要とする。

 1日講習で6単位なので、選択で3日かかる。今日は、第1日目で、「心肺蘇生法」を選択した。
 札幌市立学校にAEDが全校配置されたのは、6年ほど前だと思うが、それに伴って、学校によって時期はバラバラだが全教職員への救急救命講習が実施された。これは、必要な措置だと思う。ただ、時間が限られているので、全員が実習できているとは言えない。
 今回の講習は、12名だったので全員が8回ほど実際にダミーを使って実技の練習をした。
 5年毎にガイドラインが改正されるそうで、2010では、通報・心臓マッサージ・気道確保・人工呼吸の順に変わったそうだ。もちろんこれは救命率を上げるためのものである。
 CPR(心肺蘇生)は、1分間に100回以上の早さと5センチ以上の深さでの胸骨圧迫(心臓マッサージ)と人工呼吸からなり、これを30:2を1サイクルとして繰り返すのだ。AEDの使用の実技も行う。
 最後に、実技復習をし、実技評価を経て(講習生への指摘のみ)、簡単な修了認定試験(筆記)がある。今回は持ち込みは不可。最後に事後評価アンケートを記入して終了。
 わたしの場合は、実際に過去に生徒が倒れて養護教諭と心肺蘇生術を施したことがあるので、やり始めると当時のことを思い出して手が抜けない。まさに死ぬか生きるかの瀬戸際なのだ。ただ、その時に集まってきた教師は、ただ「頑張れ」と声を出すだけで、誰も交代してくれなかった。CPRは一人では5分以上を続けるのは難しい。5サイクル(2分)くらいで交代できたらのぞましい。全教職員が、その場で対応できるようになればよいのだが。
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