鉢植えのブルーベリー

　去年枯れかかった鉢植えのブルーベリーから、新葉が広がってきた。

　いくつかの枝を枯れさせてしまったのは、水遣りの不足からだ。完全に私のせいだ。軒下に置いてあるので、雨が降っても、水遣りをしてあげないと、木は生きていけないのだ。
　去年はその手間がおっくうで、ついに２度も枝を枯死させた木があった。
　それでも、今年はまたすべての木が葉を広げ、花芽までついている。実もつきそうだ。
　今年は、大切に見てあげよう。

プロジェクターの交換

　プロジェクターの代替品が、予定通り届いた。

　作動させてみると、全く問題無く動く。さっそく、故障品を、梱包してきた箱に詰め直して、ゆうパック着払いでコンビニから送った。

　以下、わたしからのメール。

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　wimiusアフターサービス　○○様

　本日、代替品を受け取りました。問題無く作動しました。ありがとうございます。
　不良品を本日、「セイコーマート○○○条店」より、ご指定の返送先へ「ゆうパック」着払いで返送しましたので、お知らせします。お問い合わせ番号は、6○○○－7○○○－9○○○　で、5月16日着予定です。
　今回は、迅速かつ丁寧な対応、ありがとうございました。

　○○（tyuuri）

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　午後は、映画『サリュート７』を観る。「再生」がテーマであるのが、ちょうど一致して面白い。

留年の悪夢

　近頃あまり良い夢を見ない。

　大学を卒業して34年も過ぎ、職場を定年退職してまで、留年の夢を見た。
　大学を卒業したばかりの頃は、受けるべき試験を受けているかどうか気になる夢を見た。実際に、試験予定日が卒業認定の後という教科もあったのだ。その時は、助教授に頼んで、先に一人で試験を受けさせて貰った。
　もう一つのパターンは、単位が足りないというもの。
　北大から教育大に再入学したので、一般教育科目として30単位が教育大の単位として認められた。年に最低35単位取れば学費免除の申請もできるし、卒業もできるので、常にギリギリを目指した。1年次にプラス30単位で計60単位取れたので、2年次は12単位しか取らなかった。同級生からはあまりにも学校に来ないので、退学したと思われていたようだ。3年で申し訳程度30単位取り、4年次で残りの45単位（教育実習、卒論含む）、計147単位という最低の成績で卒業する予定だった。
　ところが、卒業認定間際に大学の学生係から呼ばれ、どうしたのか聞くと、単位が足りないという。年度当初の受講確認の時もそうだし、その後も、何度も窓口に顔を出す度に呼ばれて、後卒業まで何単位で大丈夫だからね、と言われていたのに？　説明では、1年の時に取った「測量学（上）」2単位が、上・下で計4単位を履修したら教科に関する専門科目だが、上だけだと一般教育科目になってしまうことが分かり、卒業に要する専門単位が2単位足りないというのだ。今更履修申請もできないし、教員採用試験も通っているので、どうしたらいいんですか、と聞くと、ゼミの先生に相談して下さいという。先生の所へ行ったら、「tyuuri、卒業したいのか？」と聞かれる。（ちなみに、わたしをtyuuriと呼ぶことにするとしたのは、この教授である。）「まあ、歳も取っていますし、採用試験も通っていますので、できれば卒業したいのですが」と言うと、「そう言うと思って、前に手伝ってもらったから電子計算機2単位出しておいた。ただし、優はやれんぞ。」とのことで、「良」で2単位をいただいたのだった。この先生にだけは頭が上がらなかったが、本当に残念なことに57歳で亡くなられた。
　悪夢を見るのは、「tyuuri、勉強してるか？」との、先生からの問いかけなのかもしれない。