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半年ぶりの学校給食・豚丼 [学校]

 今日から授業だ。

 今日は3クラスで、9時から連続3時間。教室は4階で、階段昇降が辛いので、2階の職員室には途中降りなかった。すぐ次の教室に行き、始業のチャイムが鳴るのを待つ。何とか声は最後まで出たが、3時間立っていると足がすんなり上がらなくなった。給食前に、給食準備の様子を見ようと、階段を上ろうとしたら最初の段から躓いて転んだので、給食を食べた後に、時間年休を取って家に帰って休むことにした。手に何も持っていなかったから、手をついて怪我が無かったが、両手に何か持っていたら、危ないところだった。

 半年ぶりの学校給食は豚丼だった。肉は一枚だったが普通においしかった。
 豚丼とは、北海道の帯広で、1933年(昭和8年)に食堂「ぱんちょう」の店主によって開発されたという。鰻丼を参考に、もっと豚肉をおいしく安く食べられるよう、どんぶりに炊いたご飯を入れ、その上に甘辛いたれをつけて焼いた豚ロース肉を数枚焼いたものをのせて、グリーンピースが数個かかっているだけの、シンプルなどんぶりご飯だが、これがうまい。今も帯広駅前の昔から同じ場所にある「ぱんちょう」には多分5回くらい行っていると思うが、昼は長蛇の列が出来る人気店だ。値段は、一番安い松が900円で肉4枚、一番高い華が1300円で肉10枚。どんぶりからあふれている。持ち帰り用もある。
 もちろん、今では帯広周辺には、豚丼を出す専門店、食堂はたくさんあり、十勝の郷土食と言われている。
 札幌でも一般的になり、専門店もたくさんある。チェーンの各牛丼店も、牛肉の価格が上がったときに牛丼が余り出せないので、豚丼をメニューとして出していた。ただ、多くは牛丼風の調理なので、十勝の豚丼とは異なる。家庭でも、豚丼のたれがスーパーで売っているので、普通に作れる。この際は、学校給食と同じで、豚肉を焼いてから、たれをかければ、それで出来上がりだ。

 こうやって普通の食事をすると、病院の給食はやはりおいしくなかったのだな、と思う。
 患者によって内容は異なるのだが、わたしの場合は、塩分が少なくおいしさを感じることも無く、ただ食べているという感じだった。焼き魚など身がパラパラで食べるのに苦労した。残してもよいのだが、看護師さんが、残量をチェックしているので、余り残すと栄養点滴が増える。わたしの場合は、手術後に経口摂取が出来ない間は、栄養点滴をポンプで入れていたので、数週間で6キロくらい体重が増えた。変だなと思ったが、死なせないためにはそれくらいのことをやるようだ。その後普通に食事が出来るようになって、体液が出たせいか、劇的に体重が減ったが。
 体重が手術前より4キロ減っているので、もう少しおいしくたくさん食事を口から食べたいものだ。
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