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なんたる吹雪 [雑感]

 息子が帰省してきているので、家族で昼食と温泉に行こうと、息子と1時間かけて雪かきをした。

 かなりの量で、昨晩は風も強かったのだろう、車の下にまで積もっている。
 いざ出かけたら、さらに吹雪いてきて、前が全く見えない。前の車の存在は、ライトが頼りだ。危険を感じて、100m位走って家に戻ることにした。
 昼食を家で取って、少しするとからりと天候が回復して、青空まで見える。
 だが、この状況では、道路もかなり危なくなっているだろうから、またの機会にすることにした。

 2004年の1月を思い出した。スキーの全道大会の引率で、自分の車で旭川に行くことになったが、当日はひどい天候で、はっきり言って行きたくなかった。現地の事務局に電話して、天候を聞くと、向こうは晴れていると言う。しかたなく車を出したが、視界不良で、前の車のテールランプを見ながらの走行だった。「リヤフォグランプ」なるものを初めて使ったが、悪天候の時に追突されないためには必要なものだと悟った。岩見沢を過ぎたあたりで晴れてきたが、それまでは本当にハラハラドキドキの運転だった。
 前泊で、その晩は、旭川の友人と食事をし、翌日は当麻のスキー場で現地集合。確か、滑走練習だったかと思うが、ゲレンデに散ってしまうと、どこにウチの選手がいるのか分からない。夜、母から電話があり、父が、大動脈瘤破裂で緊急入院して危篤状態だという。教頭に電話をして、札幌の事務局の方に連絡を取る。
 翌日、病院へ向かうが、高速が閉鎖されている。国道を走るが、大雪の後なので、そろばん状態になっていて至って走りづらい。家族にも電話して、病院で落ち合う。その夜遅く、父は亡くなった。2004年1月17日、享年76歳だった。
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