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散髪 [雑感]

 昼から床屋に行った。

 散髪は、3ヶ月に一度ほどだろうか。例によって、篠路の理容「かたやま」さんだ。
 初任者の頃からずっと通っているので、もう28年になる。
 最初の赴任地が篠路だったので、篠路の住宅を同僚と1年間協同で借りた。かたやまさんは、その住宅から歩いて5分くらいの所にあった。一番近いところにあった床屋だったので、たまたま行ったのだが、その後北38条の方に引っ越してからも、ずっと通った。結婚して篠路の住宅を買ったので、かたやまさん通いも続くことになった。
 今回は、教員免許更新講習の受講票に写真が必要になるので、ちょうど髪も伸びてタイミングも良く、散髪に行くことにしたのだ。
 写真は、よくある自動の証明写真用の機械で撮ったが、出来不出来はともかく、何年か前に取ったものと比較して、やはり痩せたようだ。6キロ違うと、顔の輪郭も少し変わる。首の浮腫はほとんど目立たなくなり、以前と変わりない位になった。やはり月日は過ぎていっているのだ。医者は「時間の経過が解決する」と言っていたが、その通りだ。
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『単位の小事典』 [雑感]

 岩波ジュニア新書の『新版単位の小事典』が高木仁三郎さんの著書であることを知ったのは最近のことだ。

 この本は15年くらい前に買って重宝していた。著者のことは知らなかった。
 高木さんは、「市民科学者」として知られているという。反原発運動に関わって、福島の事故以降脚光を浴びるようになったようだ。というのはわたしはあまり関心がなかったので、よく知らなかったのだが、高木さんの最後の著書『市民科学者として生きる』(岩波新書 1999年刊)を読んで、彼の仕事を始めて知った。
 この本もなかなか手に入らず、最近入手した。今年6月に増版したらしい。
 高木さんは、1999年に大腸癌とその転移で肝臓癌を患い、入院中にこの本の原稿を病床で書いたそうだ。
 あとがきにこうある。
 「本書の作業を通じて、自分のこれまでの歴史と闘病中の現在とを見つめ直すことができたことで、私は確実に前に向かうベクトルを得たということである。今では来るべき世紀をどう生きていこうかと、しきりに考えようとする毎日である。」
 そして、翌年62歳で亡くなられてしまった。
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