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祖母の死去 [雑感]

 7月8日に、祖母が死去したと母から連絡が来た。母方の祖母で、享年99歳。

 老衰だという。4月にイスに座るおりに転倒して大腿骨を折り、一時入院していたが、一旦退院したものの自宅では食事がとれずに再入院していたという。
 つい最近までは、元気で身の回りのことも自分でやっていたという。ただ、数年前いとこの結婚式で会ったときは、わたしの顔を見ても、誰だか分からなかった。こちらがおじさんになったせいもあるだろうが。
 大正3年生まれ。昭和35年に事故で夫を亡くし、その後、農業や下宿の管理人をして、5男3女を育て上げた。
 その夫とはわたしの祖父になるが、50歳くらいだったのか。お酒が好きな方で、オートバイを運転中、踏切の電柱に衝突して亡くなったと聞く。葬儀の写真にはわたしも写っているが、3歳なので覚えていない。
 わたしは長女(母)の長男なので、ここの叔父・叔母達とは歳が近く、兄弟のようにかわいがられた。一番年下の叔母とは3つ違い、叔父とは7つ違いなので、今でも「ちゃん」付けで名前を呼ばれる。
 通夜、葬儀が終わり、火葬場へ向かう。
 旭川の火葬場は、初めて行くが近代的な設備で、焼き場が13、待合所が24、告別室が7、収骨室が4あり、すべてが流れ作業のように、厳粛にスムーズに進んでいく。
 葬儀場に戻り、お経を上げてもらって終了。人間、最後は骨になるのだな、と再度認識する。
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