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世界一美しい「緑星章」 [雑感]

 北海道エスペラント連盟のHPのアーカイブで、昔の機関誌「LEONTODO」(「タンポポ」の意)を読んでいたら、1979年の第43回北海道エスペラント大会の記事を見つけた。

 そこには、大会参加記念品として、元北海道エスペラント連盟会長の山賀勇さん(元小樽市の眼科医)が私費で純銀製の「緑星章」を作成して、参加者に配布したとある。別記事では、同緑星章を180個(26万円相当)、日本エスペラント学会(当時。現「日本エスペラント協会」)に寄贈したとのこと。
 緑星章とは、エスペランチストのシンボルで、緑色の五芒星を言う。(サッポロビールなど北海道開拓使のシンボルを想起されたい。あれは赤色だが。)
 その銀製の台の緑星章だが、わたしもその大会で頂いたことを思い出した。探してみると、引き出しの中にちゃんと保管してあった。直径17ミリ。緑星の外枠に金色でESPERANTOと印されている。銀だけに多少さびているが、40年の趣を感じる。その40年間とは、わたしが何も勉強してこなかった期間を示しているのだが。
 ただ眠らせているだけではもったいないので、さっそく帽子につけてみた。この緑星章の由来を聞く人はまずいないだろうが、語ると長い話になる。少なくとも同じバッジを持っている人は、世界に200人くらいしかいないはずだから。
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