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屋根の雪解け [雑感]

 2階の自室の窓を開けると、居間の上の屋根に出ることが出来るが、そこの雪がほとんど解けていた。

 今年は、2月に入ってからの降雪が、記録的に少なかったそうだ。いつもなら、自室の窓から出て、屋根の雪を下ろすのだが、今年は一回もやらずに済んだ。
 札幌市北区の累計降雪量を見てみると、2月はほとんど横ばいになっている。すでに昨年とほぼ同じ486㎝になっているから、もうドンと降ることはまず無いだろう。
 道路横の排雪もだんだんと進み、雪山が減って見通しが良くなってきた。このまま穏やかな天気が続いて欲しいものだ。
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再任用教員の辞令 [学校]

 今年度もらった辞令を見てみよう。

 氏名

 札幌市立学校教諭(週38時間45分勤務)に再任用する
 教育職給料表(小学校、中学校、幼稚園等)2級に決定する
 任期は平成31年3月31日までとする
 札幌市立○○中学校勤務を命ずる

 平成30年4月1日
 札幌市教育委員会
 (引用以上)

 週38時間45分勤務とは、1日7時間45分が5日間でそうなる。
 給与は、給与表で、小・中・幼は変わらない。2級では、基本給月28万円。定年退職時の約7割。期末勤勉手当は年で2ヶ月分ほど。年所得は400万円にならない。住居手当も無い。通勤手当は実費分は出る。これでは、意欲的に働こうと思っても無理だ。
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平均値、中央値、最頻値 [学校]

 中学校1年数学の最後の章は、「資料の活用」だ。

 今使っている教科書では、「ルーラーキャッチ」の資料を基に、「代表値」のいくつかの例として、平均値、中央値、最頻値を習うが、いまいち意味がぱっと分からない。そこで、いつも取り上げるのが、日本の世帯の所得の分布だ。

世帯所得分布2017.gif


 この例から分かるように、平均値が日本の世帯の所得の特徴を良く表している「代表値」とは言いがたいことが分かるだろう。
 さらに、最頻値は、300万円台と言うことになるが、300万円以下の世帯が、全体の45%を占めている。月平均25万円以下で生活をしている世帯が、ほぼ日本全体の半分なのだ。
 一方で、2000万円以上の世帯が1.3%ある。2000万なら月167万円だ。日本の世帯数が、約5340万世帯だから、1.3%は約70万世帯。
 1.3%は決して少ない数字では無い。地域格差はあるだろうが、平均して、学校なら3クラス(約100人)あれば1人は超高所得家庭と言うことになる。一方で、100万円未満が5.6%だから6人近くが月8万円未満で生活せざるを得ない貧困家庭と言うことになる。
 あまり詳しく話をすると、身につまされる生徒も出てくるだろうから、さらりと流すだけにしかならないが、学校もやはり社会の縮図なのだ。
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