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PIV (Plena Ilusutrita Vortaro de Esperanto) [雑感]

 PIVを購入した。

 『Plena Ilusutrita Vortaro de Esperanto』とは、直訳すると「絵入エスペラント完全辞書」となる、エスペラント-エスペラントの辞書。まあ、日本語の「広辞苑」みたいな物である。結構大部で本文・付録で1,264ページある。厚みも広辞苑の三分の二ほどある。初版は1970年で、今回購入出来たのは2005年版だった。
 『Plena Vortaro de Esperanto』と言う辞書もあり、PIVの前身になる。これは初版が1934年。本文511ページ、補遺63ページで、今でも多分再発行、販売されていると思うが? (日本エスペラント学会の図書目録には無かった。)わたしが持っているのは1971年発行となっている。

 国際共通語エスペラントを勉強し始めたのは、高校2年の時だったろうか。
 PIVは、1976年に大学進学のため札幌に来て、先輩のエスペランティストが持っているのを知って、ずっと欲しかった。ただ、学生の身にはとても高かった。(今は2005年版で税込9612円)
 学生時代は、エスペラント会にも所属していたが、勤めてからは勤務が忙しくて離れ、30年間以上全く何の文章も本も読む機会が無かったが、退職後は、買ったが読んでいない本を読んでみたいと思う。エスペラントは、基本的な語彙は簡単なのだが、やはり世界に通用している言語なので、固有名詞や専門用語も大量にあり、書物によっては、その単語の意味が大きな辞書を見ないと分からないのだ。この辞書の各項目を読むと、ザメンホフによる人工語である国際語エスペラントが、いかに自立して発展しているのかが分かる。
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