大久保和義教授 [学校]
昨日の北海道新聞朝刊に、大久保和義教授の談話が載っていた。
大久保先生は、1980年、北海道教育大学札幌分校(当時)に入学した時の、わたしの担任の先生で、今は北海道教育大学教職員大学院長をされているそうだ。
談話の内容は、全国学力テストの結果についてで、全文引用すると長くなるので、後半部分のみ。
「そもそも、全国学力テスト実施自体には疑問を感じる。例えば、北海道では塾が各地にあるわけでは無い。道内を見ても都市部とそれ以外の地域では、事情がかなり異なる。そうした状況を考慮せずに数値が発表され、全国平均と比較される。現在、その順位や比較が一人歩きし、関心の中心になっている。
学力調査という言う点では、昨年までの傾向とさほど変わらないのだから、毎年行う必要があるのかも議論していい。数値だけを追うのではなく、弱点を見つけて今後の指導に生かすというのが本来の目的ではなかっただろうか。」
こういう、現役の教師なら普通に考えることを、ちゃんと公の場で、学者として述べてくれるのが嬉しい。
大久保先生は、1980年、北海道教育大学札幌分校(当時)に入学した時の、わたしの担任の先生で、今は北海道教育大学教職員大学院長をされているそうだ。
談話の内容は、全国学力テストの結果についてで、全文引用すると長くなるので、後半部分のみ。
「そもそも、全国学力テスト実施自体には疑問を感じる。例えば、北海道では塾が各地にあるわけでは無い。道内を見ても都市部とそれ以外の地域では、事情がかなり異なる。そうした状況を考慮せずに数値が発表され、全国平均と比較される。現在、その順位や比較が一人歩きし、関心の中心になっている。
学力調査という言う点では、昨年までの傾向とさほど変わらないのだから、毎年行う必要があるのかも議論していい。数値だけを追うのではなく、弱点を見つけて今後の指導に生かすというのが本来の目的ではなかっただろうか。」
こういう、現役の教師なら普通に考えることを、ちゃんと公の場で、学者として述べてくれるのが嬉しい。