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「自立支援医療受給者証」【精神通院、更生医療・育成医療等】 [健康]

 昨日、精神科の病院から帰ってきたら、区役所から「自立支援医療受給者証」が郵送で届いていた。

 病院の人からは、申請から届くのに一ヶ月以上はかかりますよ。二ヶ月かかったという人もいましたよ、と聞いていたが、今回は、昨年11月29日に区役所に行って申請して、本年1月7日に届いたのだから、まあまあと言うところか。
 前にも書いたが、「障害者総合支援法」に基づく「自立支援医療費【精神通院医療】」支給制度で、「重度かつ継続(高額治療継続)」となる対象者に認定されれば、利者負担額が定率1割となる。
 精神通院医療の対象者は、1.統合失調症、躁うつ病・うつ病、てんかん、認知症等の脳機能障害、薬物関連障害(依存症等)の者で、2.精神医療に一定以上の経験を有する医師が判断した者。(所定の診断書が必要)
 他に【更生医療・育成医療】の対象として、腎臓機能・小腸機能・免疫機能・心臓機能障害(心臓移植後の抗免疫療法に限る)、肝臓の機能障害(肝臓移植後の抗免疫療法に限る)の者も該当となる。
 また、最後になるが3番目として「疾病等にかかわらず、高額な費用負担が継続することから対象となる者で、医療保険の多数該当の者」という規定もあるが、わたしには中身はよく分からない。
 現状で、わたしの場合、1回の通院で、病院に1420円ほど、薬代で2360円(2週間分)ほど払っているから、計3800円ほどかかっている。月2回通院しているので、この倍の7600円ほどかかる。それが、3割負担から1割負担になるので、三分の一の2500円ほどになるのだから、ずいぶん助かる。
 適用開始日が平成28年11月29日となったので、それ以降に3割負担で払った費用の三分の二は、還付されるそうだ。また、自己負担上限額が10,000円/月となったので、月1万円を超える治療費はかからない。
 ただし、有効期間が1年なので、その後も治療が続くならば、わたしの場合は終了日が10月31日なので、その3ヶ月前(7月31日)から再認定の申請をしなければならない。
 ともあれ、こういう制度があることを早めに知って良かった。日が経ってから申請して認定されても、認定日以前の還付は無いからだ。わたしが知ったのは、同じうつ病のどなたかのブログからで、病院からの説明などは無かった。聞けば教えてくれるのだろうが、そんなに広報はしていない。ポスターも見たことがない(後で探すと、A4の用紙に字がびっちり入った掲示物が、2枚貼ってあった)。市役所も、HPを見ると確かに詳しく載っているが、知らなければ探さないだろう。知らない世界へ情報のアンテナを広げるのは大切だ。せっかくネットがあっても、知人ばかりとの交流ならば、情報の世界は広がらないからだ。
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「らくらく服薬ゼリー」 [健康]

 以前から興味を持っていたが、薬屋さんに行く機会が無く、現物を見ることがなかった。それが、昨日病院の処方箋を持って薬局に行ったらカウンターの横で販売していたので、すぐに買った。正確な商品名は、龍角散「らくらく服用ゼリー チアパック 200g」。

 要は複数の錠剤や散剤もゼリー状のモノで包み込んで、一度に飲めるようにするというシロモノ。本体成分の85%は水分なので、水なしでも薬を飲むことは可能だが、服用後にコップ1杯程度の飲水を、と書いてある。
 健康な人でも、水だけでくすりをのむと、錠剤が喉の奥の方でとどまると言うか引っかかって、なかなか胃の方に入っていかない経験があるだろうが、わたしのように中咽頭癌治療の副作用で、軽い嚥下障害や食べたものの一部が鼻の方へ逆流することがある者は、こういった商品が気になる。昔は散剤を飲むのにオブラートというものがあったが、今はほとんど錠剤なので、オブラートで包んで飲むことは考えられない(喉が詰まる)。
 今飲んでいる薬は、朝・昼・晩が、腰の痛み止め(正しくは体内血腫の圧迫による痛み)にロキソプロフェンナトリウム錠1錠、その服用で胃の荒れを防ぐのにレバミピド錠1錠、肝臓・脂肪肝治療にウルソデオキシコール酸1錠、朝にはさらに高血圧治療でバルサルタン1錠、喉への放射線治療の副作用で甲状腺機能低下症なので甲状腺ホルモン剤レボチロキシンNa錠1錠、さらにその副作用で足にむくみがあったので利尿剤にフロセミド錠1錠、食道癌を取っているので逆流性食道炎とその予防もかねてネキシウムカプセル1錠、抗うつ剤にサインバルタカプセル20mg2カプセル、これで9錠で、さらにサプリメントを、右眼が中心性漿液性網脈絡膜症でこれ以上悪化(黄斑変性症になる可能性大)しないようにボシュロム社の「プリザービジョン2」を3錠、放射線治療の副作用で味覚が低下しているので亜鉛30mg1錠で、薬9錠+サプリ4錠となり計13錠(朝食後)。昼食後が、ロキソ、レパミビド、ウルソで3錠、夕食後が、ロキソ、レパミピド、ウルソに加えて、脂質異常症(LDLコレステロール値高)でアトルバスタチン1錠で計4錠。寝る前には、赤血球数が平均より少ないので、鉄剤としてクエン酸第一鉄ナトリウム錠1錠と、睡眠薬ニトラゼパム錠5mg1錠、トラゾドン塩酸塩錠2錠で計4錠。1日4回、こうやって服薬している毎日だ。
 痛み止めのロキソや胃薬のレパミピド、利尿剤のフロセミドはそろそろ減らすか、一部止めてもいいと思うが、現状はこうなっている。スタチンは体にあまり良くないし、副作用が生じることがあるのは知っているのだが、急に止めるわけにも行かない。
 これだけの薬を間違えないように毎日毎回飲むのは、結構大変だし、飲み忘れも考えられるから、わたしは、朝飲んだら昼の分を用意し、昼飲んだら夜の分を用意し、夜飲んだら次の日の朝の分を用意するようにしている。飲んだか飲まなかったか忘れるからだ。それでもたまに間違うのだから、面倒なものだ。薬局に頼めば、朝、昼、晩の分を分包してくれるそうだが、薬局が病院の近くだったり院内などで3カ所から出して貰っているから、やはり最終的には自分で管理をしなければならないのだ。
 朝が一番多くて13錠なので、2度に分けて飲んでいるが、らくらく服薬ゼリーを使うとスルリと食道の方に入っていく感じで気持ちが良い。また、寝る前には睡眠薬を飲むが、これがちゃんと胃の中に入ってくれないと効果が無いから、きちんと飲めたと言う感触が安心感を生む。
 ただ、最初に手にしたときは何も考えなかったが、よく考えると価格が高いのだ。定価(税込)で378円(200g)。ボトルの裏の説明書きをよく読むと、メーカーは1パック(200g)を12回分と想定しているから、1日三回使うと4日分にしかならない。どおりで、「開封後1週間(冷蔵庫保管)以内にご使用ください」と書かれているわけだ(賞味期限自体は、未開封常温保存で半年ほど)。この通り計算すると、一ヶ月では、28日÷4日=7パックで、378円×7=2,646円となる。これでは薬代より高い。Amazonを調べると、1パック303円で20%引きだが、合わせ買い含め2,000円以上でないとこの額にならない。類似商品はあるにはあるが、もっと高い(量が多いせいもあるが。業務用か?)。
 価格を安くして貰うのが一番だが、庶民としては、飲みづらさ、安心感を優先して、使う回数と一回の量を制限するしかないだろうなぁ(「一週間以内での使用」は気にしないで・・・)。製品としてはいいんだけど。
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