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「森と湖のまつり」 [雑感]

 DVDで映画「森と湖のまつり」を観た。

 原作は武田泰淳で、1954年から1958年まで月刊「世界」に連載されたものという。

 すぐに単行本で出版されて、かなり売れたようで、わたしの家の父の書棚にもあった。中学生の頃と思うが、読みかけて中断した。中身がアイヌの差別の問題で、理解が出来ず、それほどおもしろいと思えなかったからだ。

 今回は、映画の主役が亡くなられた高倉健さんとのことで、あらすじを追う気持ちで観てみたが、やはり難しいな。分からないことが多すぎる。

 調べてみると、皆藤健という方が『『森と湖のまつり』をめぐって』と言う評論を2004年に出されてる。

 原作も、講談社文芸文庫と新潮文庫に入って、まだ入手可能なようだが。
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