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アメリカの銃乱射事件 [雑感]

 私の長男が一時期猟銃を所持していたことがあり、気になって銃のことを調べてみました。
 2022年5月24日にはアメリカの小学校で、銃乱射事件があり、児童含め21人が死亡、容疑者も射殺されています。
 一般市民で、日本の2020年度の銃所持許可証保有数は20万人だそうです。一人一丁として(違法な銃は別として)、日本では、人口100人当たり0.16丁の銃が国内にあります。一方アメリカでは、人口100人当たり120.5丁で世界一(2017年調べ、総数2億7000万丁)だそうです。
 これで、銃犯罪が起きない方がおかしい。アメリカにおいては、銃を売って得る利益の方が人の命よりもはるかに重いと言うことを意味していますね。
 アメリカのライフル協会が何時も言う言葉は、「銃を持つ悪党を制するものは、銃を持つ善人だ」というものだそうですが、「悪党に銃を持たせない」という考えは無いようです。

 "The New England Journal of MEDICINE" 2022/05/19 の「米国の子どもおよび青年の現在の死因」によると、下のグラフのように、2020年頃より交通事故死よりも銃による死亡の方がすでに上回っています。(10万人当たり、銃による死亡が年間5名程)これは、アメリカの総人口3億3千人のうち、青少年の率を四分の一程度と推測するなら、年間約4千人が銃によって殺されていることを示しています。(総数では、ここ数年3万1000人前後だそう。)

 
米国の子供および青年の現在の死因2022.jpg

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