簡易給食 [学校]
12月21日、給食室のボイラーが故障した。
前日から調子が悪かったようで、食器類も洗浄することができなかったそうだ。
すぐに業者を呼んで、点検をしたのだが、ボイラーなのか配管なのか、原因が特定できず、修理は翌日まで持ち越された。
結果、給食調理はできない、となり、急遽、簡易給食となった。
配膳されて、驚いた。
メニューは、コッペパン1個、ジャム、ヨーグルト、牛乳。以上。
これでは昭和30年代の給食より内容が悪い。
せめて、パンをもう一個付けてくれたら・・・
栄養士に聞いたところ、本当はもう一個付けたかったのだが、パン会社から昼までに納品は無理、との回答だったとのこと。
ウチの学校は、親子給食の親だから、1000食分くらい作っている。確かに、急に言われても、あと千個の調達は無理だろう。
確かにできたてのコッペパンは美味しかった、でも、足りない・・・
終業式前の最後の6時間授業の日だったので、6時間目から、お腹が空いていることに気が付く。
教師がそうなら、食べ盛りの生徒もなおさらだろう。。
(ちなみに、当日のパンの廃棄率は、0.7%だったそうだ。。)
その晩は、職場の忘年会だった。
出される献立があっという間に消えていく。
正直なモノだなぁ、と思った。
こんな日こそ、市で備蓄している緊急災害用の食品をもらってはどうか、と後で思った。
市は、災害に備えて、13万人分くらいを常に備蓄している。
乾パンとか賞味期限の長い物だが、いずれ期限が切れるので、廃棄するか、期限前に生徒に配られたりする。
賞味期限寸前の千食分くらいは融通できるだろう。廃棄にするよりずっとマシだ。
乾パンでも良いから、ほんのもう少し食べたかったなぁ。でも、生徒はこんなのいらないと言うかもしれない。
普段そんなに食べないわたしがこんな風に思うのだから、「食べ物の恨みは恐ろしい」・・
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