下肢麻痺の理由 [健康]
2015年に大動脈瘤破裂で手術後、下肢が麻痺して動かなくなった。
医師は、「廃用症候群」という病名を着けたが、釈然としない気持ちをずっと持っていた。
それが最近、ある女性の手記を読んで、少し理由が分かったような気がした。
その女性のお母さんは、大動脈解離で長時間の手術をし、命は取り留めたが、術中、足への血液循環が極端に減ったために神経が壊死し、下半身麻痺のまま回復できない体になってしまったという。手術後は、車椅子生活だという。
わたしの場合は、5時間の手術だったと聞くが、そのために神経の麻痺程度で済んだと言えるのかも知れない。病院でのリハビリは3ヶ月かかり、普通程度に歩行や階段昇降ができるようになるには、退院後、さらに3ヶ月は要したが、現在普通に勤務し、旅行もし、車も運転できるのは、奇跡的な事なのかも知れない。
このようなことは、主治医に聞けば良いように思えるが、入院患者が主治医と話せる機会は、実際は週に数分しか過ぎない。むしろ、それ以外の、介護士さんや看護師さんに、便の始末を頼むとか、ベッドでの位置を変えて貰うとか、肺の痰を吸引して貰うとか、そんなことで日常が過ぎていくのだ。患者としての生活は、そんなものだった。
医師は、「廃用症候群」という病名を着けたが、釈然としない気持ちをずっと持っていた。
それが最近、ある女性の手記を読んで、少し理由が分かったような気がした。
その女性のお母さんは、大動脈解離で長時間の手術をし、命は取り留めたが、術中、足への血液循環が極端に減ったために神経が壊死し、下半身麻痺のまま回復できない体になってしまったという。手術後は、車椅子生活だという。
わたしの場合は、5時間の手術だったと聞くが、そのために神経の麻痺程度で済んだと言えるのかも知れない。病院でのリハビリは3ヶ月かかり、普通程度に歩行や階段昇降ができるようになるには、退院後、さらに3ヶ月は要したが、現在普通に勤務し、旅行もし、車も運転できるのは、奇跡的な事なのかも知れない。
このようなことは、主治医に聞けば良いように思えるが、入院患者が主治医と話せる機会は、実際は週に数分しか過ぎない。むしろ、それ以外の、介護士さんや看護師さんに、便の始末を頼むとか、ベッドでの位置を変えて貰うとか、肺の痰を吸引して貰うとか、そんなことで日常が過ぎていくのだ。患者としての生活は、そんなものだった。
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