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℃と°F [学校]

 1年数学は、正の数・負の数から始まる。

 まず気温の例から入るが、普通、+2℃と書いても、「プラス2度」としか読まない。では、Cは何なのか? CはCelsiusの頭文字で、日本語では摂氏だが、普通意識に上ることはない。F(Fahrenheit)で表される華氏は使わないからだ。
 ところが、着任校の教室で、華氏を見つけた。全棟電気暖房だが、その温度調整器にCとFの両方の単位が使われているのだ。この校舎の着工は昭和50年(1975年)と聞いているが、それから43年間、このサーモスタットは使われ続けているのだろうか?
 本当はあまり深入りしている時間はないのだが、つい、摂氏と華氏を教えたくなってしまう。

 なお、華氏については、調べた限りでは、英語圏ではまだ使われているらしい。しかし、メートル法を採択していない国が、アメリカ合衆国、リベリア、ミャンマー(近々採択の予定)の3カ国になった今、日常的には華氏を使っていても、公式には摂氏を用いる国がほとんどと考えて良いようだ。
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