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2016年12月31日 [雑感]

 昨年8月に、腹部大動脈瘤破裂の手術をして、その後リハビリで2ヶ月ほど入院し、自宅療養の後、1月から復職した。
 体調は万全では無かったが、新学期を迎え4月1日の最初の職員会議で座っていながらも失神して救急車で病院へ運ばれ、検査の結果は何事も無しだったが、嫌な予感は残った。
 7月までは何とか勤めたが、8月に入ると食欲が無くなり、睡眠のリズムも極端に悪くなった。一応布団には入るのだが、寝てもすぐ目が覚めて、朝まで布団の中でじっとしていることが多くなった。そこからやっと寝付くことが出来るので、起きるのが昼か午後になってしまう。食事も取らなかったり取ったりと、バラバラになり、ついには布団から出て4歩ほども歩けば食卓に着くのに、それも出来ないようになってきた。3食とも食べない日が何日かあった。何をやるにしても、もの凄く時間がかかり、トイレですら、何とか這うようにしていくような感じだった。その後、精神科の診察を受けて、強度の「抑うつ状態」で、今後は投薬をしながら様子を見ましょうと言うことになった。抗うつ剤の他に、睡眠薬はもちろん出して貰った。その後何度か診察を受けて「うつ病」とされる。
 8月末から病気休暇を取り、それが切れる前に、休職の手続を取った。審査の結果、辞令が出て、2月末までの休職となった。
 ただ、メンタルな病気の場合は、「復帰プログラム」を休職中におこなって、教育委員会(多分指導主事)の授業審査も受けなければ3月から復帰は出来ない。プログラムの内容については正月明けに打ち合わせがある。

 一月ぐらい前から、少し意識も前向きになってきて、自分の部屋の切れかかった蛍光管を変えたり、読書用のデスクライトも買った。本も、Amazonで、新刊はもちろんだが、古本が安く買えることを知り、しかも家まで配達してくれるので、結構たくさん買った。まあ小遣いの範囲だが。久しぶりに社会科学の本が増えた。
 英和辞典も40年ぶりに買った。1976年に大学に入ってから買ったのは、研究社の『現代英和辞典』で語数は多かったが使いやすいとは言えなかった。今回は、大修館の『ジーニアス英和辞典第5版』(2014年初版)にした。言葉もずいぶん変わるものだ。たまたまcardを引いたら①(身分)証明書 ②クレジットカード・・・とある。40年前は、①厚紙 ②トランプ・・・となっていた。
 漢和辞典も、今までは古本屋で買った1959年版の『角川漢和中辞典』を使っていたが、今回は調べやすそうな三省堂の『新明解現代漢和辞典』(2015年初版)にした。最初に音訓索引があるのが現代風なのだろう。漢文を読むための目的の辞典では無く、日本語の理解を重点とした辞典だという。
 日本聖書協会刊の新共同訳の「聖書」(1988年版)も今回古本で買った。わたしが中学生の時に買ったのは、1955年版のものだが、同じヘブライ語(旧約)とギリシャ語(新約)の底本を使っているはずなのに、訳文となると違ってくるものだ。2018年にはさらに新訳の聖書が出るらしい。大体30年おきには改訳をしているようだ。次を買うかどうかは、ちょっと考える。ただ、英訳でも読みたかったので、自分でも読めそうなNKJV(新欽定訳)の"HOLY BIBLE"(旧・新約)を買った。大学時代に、大学のクラーク聖書研究会から貰った(無料で配っていた)国際ギデオン協会の「新約聖書」は英文対照になっていたが、あまりにも英文が子どもっぽくて格調を感じられなかったからである。
 家庭内で、大きかったのは、インターネットをADSLからドコモ光に替え、この際だからと、妻と一緒にケータイもスマホに替えたことだ。何となく使い方が分かってきたが、余計なニュースなどが何度も来るのは面倒だ。だんだんと出元を潰していかなければならない。
 来年は、還暦となり定年の歳でもある。1年というか再来年(2018年)の3月まで、体も心も何事も無ければいいが。自分にとって良い年を願うとはまさにこのことだろう。
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