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柳家のたいやき [雑感]

 札幌柳家のたいやきを食べた。

 今日は午後に授業が無かったので、給食を食べたあと、年休を取って帰った。
 帰宅途中に柳家でたいやきを買った。過去の記事を見ると、8年ぶりになる。東区の住宅街の中にある店で、探しづらいが人気店だ。水・木が定休日で、開店時間は午後2時から6時まで。餡が無くなり次第閉店。
 先日、伏古のふたばのおやきを食べたので、たいやきが食べたくなったのだ。たいやきは市内でも結構あちらこちらで売られているが、ほとんど縦2列に並んだ型に生地を流し込み、餡を挟み込んで焼く(これを「養殖」ものと言うそうだ)が、柳家のたいやきは、一つ一つが長い金属の棒がついた独立した型で焼く(これを「天然」と言う)。北海道では、多分ここでしか無い。特徴は、皮がとても薄いことで、ところどころ餡が皮からはみ出している。
 開店の2時をほんの少し過ぎていったのだが、すでに3人ほど客がいた。10本の型で焼くので、そんなに一辺にたくさんは出来ない。焼き器の上には10本の型を時間を少しおいて並べてあるのだろう。店主から見て一番右の型のたいやきが焼けたら、取り出して、空になった型に油を塗り、生地を入れ餡を載せてその上に生地を重ね、型を閉じて、一番左に置く。量は目分量でも経験で計算されたとおりの量が入っているのだろう。焼き上がりの時間も感覚で分かるのか。すでに作り置きは無く、一個一個焼き上がるのを待つ。焼き上がりのテンポは速い。前の客は5個買っていった。わたしは、息子の分とで2個。一緒に店をやっている奥さんが、経木で1個ずつ包んでくれた。1個140円(税込み)。粒あんのみで、他のメニューは無い。甘納豆は売っている。餡は、前日仕込んで翌日使うそうだ。午前中は翌日の分を作っているのだろう。
 家に帰って食べたが、8年前を思い出す味だ。甘さはそれほどくどく感じない。皮は薄いがもちもちしている。続けて2個でも食べられる感じだ。
 店主は、1964年札幌に当時勤めていた東京人形町柳家の看板をしょって、デパートの出張販売に来たのがきっかけで、他のデパートの地下食品売り場の出店を請われて札幌に残り、1985年から本店から許しを貰って独立し、今の場所で店を始めたそうだ。そうすると、70歳くらいなのだろうか。まだまだお元気で、店を続けて欲しい。
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