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声帯摘出 [健康]

 歌手のつんく♂が、昨年10月に喉頭癌で声帯摘出していたそうだ。

 立川談志は、同じ喉頭癌でも声帯摘出を拒否し死んだが、つんく♂は、声帯を無くしても、生きる方を選んだのだった。

 喉頭癌は、喉の気管側に出来る癌で、再発すると呼吸困難になりやすい。そうなると、気管切開が必要になり、結果としてはやはり声が出なくなる。立川談志は、手術を拒否したが、結果として気管切開したから、声は出なくなり、最後は筆談だったという。

 咽頭癌は、喉の食道側に出来る癌だが、治療としては、喉頭癌と同じで、放射線と抗癌剤だから、わたしも再発をしたら、すでに総線量70グレイの放射線を浴びているのでもう放射線治療は出来ず、生きるためには外科的手術しかなく、声帯を含むかなりな部位の切除となる。
 まあ、それでも働けるのなら良いけれど、自分の場合は、もう働けなくなる?から、とりあえず退職して、年金が出るまで退職金と貯金で辛抱することになるのだろうか。

 健康ではありたいが、病は向こうからやって来るので、守り切れない面がある。これ以上あまり悪くならないことを願う。
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shira

 tyuuriさんにとってはまさに他人事じゃないですよね。確かに我々の商売は声が出なければ仕事になりませんから、文字通り死活問題です。つんくの場合もシンガーとしてはもう働けませんが、プレイヤーとソングライターとしての仕事はまだやれますから、そこにいささかの救いはあるかもしれません。
 朝井リョウによるとつんくの歌詞にはアイドルポップとしてはかなり異質なもので、秋元康あたりとは全く違って魅力的なのだそうです。
by shira (2015-04-08 22:12) 

tyuuri

>shiraさん、nice&コメントありがとうございます。
 声帯を失った者が発声する手段としては、食道発声と器具を用いる人工喉頭(喉に埋めるわけでは無い)があります。食道発声は訓練が必要ですので、普通会話が出来るには1~2年かかるそうです。でも、器具が不要ですので、もっとも便利ですし、音質は別にしても話す内容はしっかり伝わります。器具発声は、ヒゲそりのような器具を喉に当てて、それを原音として声を出すもので、1~2週間くらいで、機械的な音質となりますが普通会話が出来るそうです。
 ただ授業となると、携帯できる拡声マイクが必要になるでしょうね。そういう装置(ハンズフリーマイク)もあるそうです。生徒指導上では、呼びかけたり注意をしたり、大きな声を出さなければならない時もあるので、それが十分出来るのかどうか。

 つんく♂さんは、今、食道発声を練習されているそうですよ。
by tyuuri (2015-04-09 19:00) 

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