SSブログ

三角錐の問題 [学校]

 同僚が、「分かりますか」と問題を持ってきた。

 生徒が質問してきたそうだ。たぶん塾の問題なのだろう。中1の範囲で出来るという。

 Aを頂点とする三角錐A-BCDがあり、AP:PB=1:2、AQ:QC=2:3、AR:RD=1:1となる面PQRを考えるとき、三角錐R-BCDの体積は、三角錐A-PQRの何倍か。

 というのだが、よく分からない。
 元の三角錐が、任意の三角錐でも問題が成立するのかどうか。正三角錐なら、攻略の方法もありそうだが。
 もう少し考えよう。
nice!(2)  コメント(4) 
共通テーマ:学校

nice! 2

コメント 4

shira

 え〜と、たぶん7.5倍だと思います。
 三角錐R-BCDの体積はA-BCDの2分の1(底面BCDが同じで高さが半分)。一方の三角錐A-PQRもA-BCDとの比で考えますが、底面を三角形APRと見立てて、こいつの面積は三角形ABDの6分の1(AR:RD=1:1だから三角形ABR=BRD、またAP:PB=1:2なので三角形APR:同PBR=1:2。以上からAPR:ABD=1:6)。また、A-PQRの高さはAQ:QC=2:3よりA-BCDの高さの5分の2。従ってA-PQRの体積はA-BCDに対して、底面積が6分の1の、高さが5分の2なので15分の1。
 同じ三角錐A-BCDの2分の1と15分の1なので2分の15倍、すなわち7.5倍となるんでないでしょうか。

by shira (2013-09-19 22:40) 

tyuuri

>shiraさん、ご明察です!
 ただ、高さの説明がもう少し親切な方が良いのでは。
 △APRを底面と考えると、三角錐Q-APRの高さは、頂点Qから面APRに下ろした足までの長さとなります。同じく、三角錐C-ABDを考えて、その高さは、頂点Cから面ABDに下ろした足までの長さとなり、AQ:AC=2:5から、高さの比も2:5となります。
by tyuuri (2013-09-20 18:14) 

shira

 おお、正解でしたか。いや〜良かった。子どもたちの勉強に付き合わされた成果ですかね。
by shira (2013-09-20 23:51) 

tyuuri

 良かったですね。センスありますよ。大したものです。
by tyuuri (2013-09-21 16:32) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

低血糖症月見団子 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。