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現職死亡に思う [学校]

 先週、市内の小・中学校で、2人の現職教員が亡くなった。

 他の支部ではどうしているか知らないが、札幌市の教職員組合は、現職組合員の死亡者および組合員の1親等内の親族の死亡については、組合連絡網を使って、全分会に死亡連絡が流れる。

 中学校の先生は49歳で、お子さんも3人、まだ上の子が中学生だという。膵臓ガンだと聞いた。
 小学校の先生は54歳。毎年組合の役員選挙に立候補されていた方なので、名前を覚えていた。

 不治の病ならしかたがないと諦めるしかないが、適切な治療を早めに受ければ、治癒しただろう場合も多いのではないだろうか。

 数年前、教育大学時代の寮の先輩が、やはり現職死亡した。50歳になる前だった。
 なんでも、体調不良を訴えていたが、学校祭が終わったら入院すると、当日まで頑張ったようだ。
 学校祭の反省会で、トイレに行き、なかなか出てこないので、心配した同僚が見に行ったら、中で倒れていたという。
 これこそ、早めに入院・治療を受けていれば、死なずにすんだ例ではないか。

 「休めない」という理由はいくらでもあげられる。
 一番多いのは、「自分がいなければ」という思いこみだろう。
 でも、急に倒れてしまうのが、周りにとっては一番困るのだ。代わりは何とかなるものだ。
 割り切れば、法や条例の許す範囲で、体を回復するためには当然休める。困難があったら、少なくとも組合員であれば、執行部は最大限の努力をする。

 具合が悪ければ、きちんと検査を受けて、治療を受けて欲しい。休む勇気を持って貰いたい。とりあえず、言えるのはその事か。
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