玉川児童百科大辞典・数学 [学校]
正月の帰省時、実家から3冊の本を持ち帰った。
1冊は、この数学編、もう1冊は物理編。そして、天体望遠鏡の本。
数学編は、昭和43年の第2版だから、わたしが12歳くらいの時に買ったのだろうか。
定価が2200円だから、とても子どもが買える値段ではない。
今の価格でどれくらいになるのか?
当時の銭湯の入浴料金(東京)が大人32円、今は大人400円で、12.5倍。
2200円×12.5=27500円。
ウーン、高すぎる気がするなぁ・・・
どうしてこの本がウチにあったのか。
記憶にないのだが、察するに、学校図書館にあって、欲しくて、両親にねだったのだと思う。
内容は素晴らしい。
今見ても、「児童」向けと言うより、小~高・一部大学までの内容を十分網羅して、エピソードも豊富だ。
授業で時たま話す数学のエピソードも、小・中時代に読んだこの辞典の中からかなりのモノを得ているような気がする。
ネットで古本を探すと、100円程度で売買されているようだ。
ただ、見た限りでは、数学編だけは、1500円程度と高かった。
時折、授業中に、生徒から「なんで先生はそんなこと知っているんですか?」と聞かれることがあるが、これからは、いちいち細かい話をするのも面倒なので「玉川児童百科大辞典」の数学で勉強したから」と答えることにしよう。
コメント 0