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中咽頭癌は「希少がん」か [健康]

 以前、希少がんの研究のお手伝いでアンケートに協力したことがある。

 その時にも思っていたのだが、果たして「中咽頭癌」は「希少がん」と言えるのだろうか。その時は、そうなりますと聞いただけで、自分では調べなかった。
 「希少がん」とは、10万人あたり6例未満のがんのことを言うそうだ。例が少ないために、標準治療が確立されていないことが多い。率で言うと、0.006%未満となる。
 中咽頭癌を調べると、日本全国1年間で、約1800人が罹患しているという。日本の人口が約126,800,000人だから、率を計算すると、0.0014%となり、希少がんの仲間入りとなる。ただ、抗がん剤と放射線治療という標準治療は、ほぼ確立されている。もっとも、すべての人が完治するわけではない。Ⅲ期の場合では、5年生存率が70%と9年前には言われた。3割の方は、5年以内に亡くなっていたのだ。たぶん今はもっと上がっているだろう。
 「希少がんサロン」に集まる人の症例は100万人に数名という例が多く、確たる治療法も見つかっていないことも多い。ただ、医学の進歩はすさまじく早いので、今治療法が分からなくても、来月には有効な手立てが見つかることもあるのだ。希望は捨ててはならない。
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hitomi

そうですよね。医学の進歩を信じて、自分を信じて、希望を持って、前を向いて、生きていきたいですね。
自分の好きなことを見つけて、楽しく生きることがストレス発散に良いのでしょうね。
by hitomi (2019-05-07 21:03) 

tyuuri

 hitomiさん、コメントありがとうございます。
 誰にも分からない未来の不安におびえるより、希望を持って楽しく今を生きた方がずっと良いと思いますよ。もちろん苦しく思う時もありますが、それは誰しも同じですから、サロンなどで沢山おしゃべりして下さい!
by tyuuri (2019-05-07 21:17) 

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