続柄 [雑感]
先日の新聞に、記者が「続柄をずっと、ぞくがらと読んできた。正しい読み方はつづきがらと知った」と記事を載せていた。
漢字の読み違いはよくあることだ。わたしも、ワードプロセッサーの時代になって、女王がどうしても出ず、辞書を引いて、「じょおう」であることを知った。それまでは、「じょうおう」とばかり思っていたのだ。(補足 今では「広辞苑」でも「じょうおう」で引ける。)
さて、続柄だが、「ぞくがら」で、ちゃんとパソコンにもでてくる。国語辞典で調べると、広辞苑では、「ぞくがら」→「つづきがら」、三省堂国語辞典第7版でも、「ぞくがら」→「つづきがら」、新明解国語辞典第7版では「つづきがら」の項しか無かった。
これらのことから言えるのは、いまでは、続柄は「ぞくがら」と読むのがほぼ定着していることで、「つづきがら」とあえて読む必要はそれほどないと言うことだ。
記者たるもの、一つの伝聞から記事を書くのではなく、こと言葉のことなら、数冊の辞書を引くべきだろう。プロ意識が足りないことを表した記事だと私は読んだ。
漢字の読み違いはよくあることだ。わたしも、ワードプロセッサーの時代になって、女王がどうしても出ず、辞書を引いて、「じょおう」であることを知った。それまでは、「じょうおう」とばかり思っていたのだ。(補足 今では「広辞苑」でも「じょうおう」で引ける。)
さて、続柄だが、「ぞくがら」で、ちゃんとパソコンにもでてくる。国語辞典で調べると、広辞苑では、「ぞくがら」→「つづきがら」、三省堂国語辞典第7版でも、「ぞくがら」→「つづきがら」、新明解国語辞典第7版では「つづきがら」の項しか無かった。
これらのことから言えるのは、いまでは、続柄は「ぞくがら」と読むのがほぼ定着していることで、「つづきがら」とあえて読む必要はそれほどないと言うことだ。
記者たるもの、一つの伝聞から記事を書くのではなく、こと言葉のことなら、数冊の辞書を引くべきだろう。プロ意識が足りないことを表した記事だと私は読んだ。
私の手元の辞書だと、女王は「じょおう」「じょうおう」両方アリです。重複も「ちょうふく」「じゅうふく」両方アリですね。
教員になってひとつ「へえ」と思ったのは、体育科の先生方が体育をはっきり「たいいく」と発音していたことですね。たいていの人は正しくは「たいいく」だと知っていても「たいく」と発音してるんですけど。
by shira (2017-10-08 22:41)
確かに、三省堂国語辞典第7版では、「じょおう」「じょうおう」、「ちょうふく」「じゅうふく」、「たいいく」「たいく」は、どちらも載っていますね。使っているワードプロセッサは一太郎2017ですが、どれも変換されてきます。
始めてパーソナルコンピュータなるものを手に入れたのが、1988年で、一太郎がVer.3の頃でしたから、「病院」が出せなくて、すごく時間がかかったことを覚えています。「びよいん」と発音していたんですね。これは、今でも変換不能。方言だったのか?
by tyuuri (2017-10-09 07:19)
私の妻と義母はこたつを「こだつ」、自転車を「じでんしゃ」、洗濯機を「せんだっき」と発音しますよ。
by shira (2017-10-16 22:18)