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キャンピングトレーラーのLPガス充填 [雑感]

 キャンピングトレーラーのコンロ、冷蔵庫などは、LPガスで使用するものがほとんどだ。

 家庭でも、札幌市北区では、都市ガスがまだ来ていないので、LPガスを使う。家庭用では、20㎏ボンベ2本が普通だが、キャンピングトレーラーでは、移動するので、上限が10キロ未満だという。移動すると言っても、走行中は乗車できないので、コンロも使わないのだが、そういった法的規制があるようだ。
 キャンピングトレーラーやキャンピングカーのLPガスによる大きな事故などは聞いたことがないのだが、ここ十年くらい前から、以前は普通に充填してくれていた燃料店がから、ウチでは出来ないと言われるようになった。
 それで、トレーラーの販売店を通して、充填をお願いしていたのだが、この6月から、トレーラー販売店の取り次ぎは無くなり、直接燃料店との取引となった。説明を聞くと、「LPガス質量販売に関する契約書(覚書)」の締結と運転免許証のコピーの添付、トレーラーのガス設備器具の調査が必要になった。
 ガスボンベ自体には、事故による配管からの大量の漏れに対して安全バルブが。トレーラー内にも、ガス漏れ対策の安全バルブがあって、そうそう火災などの事故は起きないようになっているのだが(そもそも、漏れていたらすぐに分かるようにLPガスにはタマネギのような臭いがつけられている)、まあ調査されないと確認されないのは仕方が無い。トレーラーは雪が降る前には、契約した倉庫に入れて貰うのだが、その折か、あるいは来年倉庫から出すときに、数台まとめて検査を受けることになった。
 最近では、この手の煩わしさを嫌って、トレーラーの販売店自体が、LPガスを止めて、カセットコンロや灯油に切り替えている例もある。カセットガスは、スーパーで売っているし、灯油はスタンドへ行けば、どこでも買えるからだ。だが、カセットコンロは火力が弱く、灯油も扱いは不便だ。
 だが、全国を旅行するとなると、ガス切れは困る。一部では、「LPガス難民」と呼んでいる。トレーラーの普及している外国ではどうなっているのだろう?
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shira

 原発のいい加減な審査に比べて、こんな細かいところに目くじらたててどうするんだろうと私なんかはかんがえてしまいますが。
by shira (2016-08-12 22:46) 

tyuuri

>shiraさん、nice&コメントありがとうございます。
 仮にガス漏れがあっても、ガスボンベはトレーラーの先頭のロッカー内にあり、下が一部開放されているので、ガスは外に拡散するし、内部で漏れても臭いですぐ分かるのですが。
 キャンピングトレーラーは、内部はほぼ通常の家屋と同じなのですが、移動するという点で、法に引っかかるみたいです。
 なお、ガスボンベの販売業者は、トラックに20本くらい積んで配達していますが、所定の免許が必要で、車には工具や消火器が必要なようです。
 逆に言うと、ガス取り扱いの免許を取って、所定の器具を積んでいれば問題無いのかもしれません。それはまた面倒なことではありますが。
by tyuuri (2016-08-13 17:04) 

bashy0322

道内は、夏はキャンピングカーであふれますね。今年は、道内のあちこちに行きましたが、道の駅でのキャンピングカー、車中泊であふれかえる人たちの数はものすごい数でした。今後も増えるかも知れませんね。

キャンピングカーの中でガスを使う人ってけっこういるんでしょうか?
by bashy0322 (2016-08-16 10:20) 

tyuuri

>bashyさん、nice&コメントありがとうございます。
 キャンピングトレーラー内でのLPガスは、冷蔵庫、コンロに使いますね。車内で調理するのがもっともお安く済みますので。家と同じです。寒くなるとストーブにも使います。灯油のものもありますが、音がうるさいです。キャンピングカーでも事情はほぼ同じです。
by tyuuri (2016-08-16 16:14) 

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