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「傾き」の計算について [学校]

 傾きの計算は、関数電卓で行ったが、計算尺だとどうだろうと試みた。

 今はもうあまり使うことは無いが、家にある関数電卓は、大学生の時に買ったもので、SANYOのCZ-5だ。調べると1978年の発売だという。今でもちゃんと作動する。
 持っている計算尺は、ヘンミの259Dで、小学校5年の時に父に買って貰ったので、1967年のことになる。

 勾配  角度(電卓) 角度(計算尺)

 2%  1.1458    1.145
 8%  4.5739    4.58
 9%  5.1428    5.14
12%  6.8428    6.84

 電卓は正確だが、3桁の有効数字を表す計算尺も大したものだ。

 1972年に最初の電卓が発売されて、その後計算尺は廃れた。でも、電池も電力もいらない計算尺が産業の発達に著しく貢献したことは間違いない。
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shira

 計算尺は私も持ってます。ただ実際に使ったことはありません。6つ年上の従姉からもらったもので、彼女の中学の教科書には計算尺の使い方のページがあったのを見せてもらったのを覚えています。私にとってはまったくの無用の長物なのですけど、見た目や触った感じが気に入ってずっと身近に置いてあります。ノギスみたいな感じがして。(ノギスは持ってません)
by shira (2014-07-29 22:34) 

tyuuri

>shiraさん、nice&コメントありがとうございます。

 わたしは、1957年生まれで、中学校に入学した年は、指導要領の大改革の最初の年(「集合論」の導入)だったのですが、計算尺の使い方はまだ教科書に残っていましたね。
 実はそれ以前から計算尺にとても興味があって、小学校5年の時に、実務教育研究所の計算尺の通信教育を受けていました。1967年当時のことです。三角関数なども出てきて、結構難しかったのですが、一応修了しましたよ。
 当時のテキストが、web上で公開されていました。
 http://www35.tok2.com/home/sliderule/Menu3/Menu3.html

 著作権者の了解を得た公開だそうです。参考にされて下さい。
by tyuuri (2014-07-30 16:33) 

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