「傾き」について

　一次関数のグラフの傾きは、水平距離分の垂直距離で定義される。

　道路も同じで、こちらは勾配といい、パーセントで表す。急な坂道には黄色い看板に「８％」などとあるのがそれだ。

　調べてみると、一般道では、標準で９％まで、例外的に１２％までが認められているようだ。角度でいうと、アークタンジェントとなるので、８％で４．６度、９％で５．１度、１２％だと６．８度となる。特別な道路では、国内では最大３０％（１６．７度）があるという。
　８％でもかなりの急斜面で、時速２０キロくらいでしか上がれない。

　ちなみに、勾配１００％は、角度４５度となるが、これを上ることが出来る車を調べると、国産では、大型SUVだと何とかなるらしい。ランドクルーザーとかパジェロだ。

　http://blog.livedoor.jp/zzcj/archives/51643412.html

　こんな画像もあるが、車高を上げているようで、ノーマルな車なら、アプローチでフロントがぶつかってしまうだろう。
　まあ、普通の道路を走っている分には、お目にかかれない光景だ。　

コメント 3

小樽の坂道で勾配がきついところに車が置いてあるようなものを見ると「一体どうやって？」と思わずにはいられないものもありますね。スキー場の勾配もそうですが、体感はもっと角度がきつい気がするのはなぜなのでしょうね？
by bashy0322 (2014-07-27 18:18) 

　私が大学時代に住んでいたアパートはかなりの急勾配に立っていて、雪が降るとお手上げでした。
by shira (2014-07-27 23:32) 

>bashyさん、nice＆コメントありがとうございます。

　とてもきついような坂道でも、１０％前後でしょうから、角度では、５～６度なんですね。体感的にもっときつく見えるのは、見下ろす場合は、目線の高さと方向のせいと聞いたことがありますが、見上げる場合はどうなのでしょうね。
　ちなみにスキー場の初・中級者向けのゲレンデは、斜度が１５度（勾配２６％）前後。国内最大斜度のゲレンデは、夕張マウントレースイスキー場の、エキストリームライン５３度（１３３％）。　ジャンプ台では、大倉山の場合、最大斜度３５度（７０％）だそうです。　

>shiraさん、nice＆コメントありがとうございます。

　アパートが建っていたところが坂道だったんですね？
　わたしは、最初階段のことかと勘違いして、階段の斜度を調べたりしていました。結果、普通の民家では、１階から２階まで１３～１５段が多く、平均斜度は４３度（勾配９３．３％）ほどだそうです。
by tyuuri (2014-07-28 17:04)