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石川啄木の歌碑 [雑感]

 今年は、石川啄木が亡くなって100年だそうで、あちらこちらで歌碑の新設が行われるようだ。

 ここ札幌でも、すでに大通に歌碑とブロンズ像はあるが、来月15日に、北区の偕楽園緑地に新たな歌碑の除幕式が行われるという。

 大通の歌碑の歌は以下の通り

 「しんとして幅廣き街(まち)の
  秋の夜の
  玉蜀黍(たうもろこし)の焼くるにほひよ」 

 新設される歌碑には、札幌を詠んだ4首のうち、次の歌が刻まれる。

 「アカシアのなみき(原文は街と木偏に越)にポプラに
  秋の風 
  吹くがかなしと日記(にき)に残れり」

 『一握の砂』に載っている。

 啄木は札幌に2週間ほど下宿していたことがあり、その下宿跡から300メートルくらいの所に、偕楽園緑地があるのだ。今は小公園となり、唯一昔を偲ぶものとして清華亭という昔の貴賓接待所が保存されているが、昭和4年に造園されたときは、札幌初の都市公園で相当大きな規模だったそうだ。

 それにしても没後百年経ってもまだこれだけの人気を誇るのは、言い難い魅力があるためだろうか。

 追記

 旭川でも、この4月にJR新駅舎内に歌碑とブロンズ像が設置されたそうだ。
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tyuuri

>shiraさん、niceありがとうございます。
>HIROMIさん、niceありがとうございます。
>ハマコウさん、niceありがとうございます。
by tyuuri (2012-08-20 17:00) 

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