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旧友と出会う [学校]

 組合の役員信任投票用紙を届けに行ったら、昔の友人に会った。

 大学時代のサークルの仲間で、初任校で一緒でもあり、1年間共同生活をした同僚でもある。
 インターホンで学校名を名乗り、電子錠を開けてもらって、玄関内に入ったら、廊下に懐かしい顔が見えた。かなり髪の毛が白くなっているが。
 手を振って挨拶をすると、気が付いたようだ。「痩せたね」と言われた。数分立ち話をする。

 共同生活とは、当時の赴任校の近辺にアパートが少なく、しかも新築なので30年前当時で6万円ほどしたので、知人の紹介で、一軒家を8万円で借りて、二人で家賃を折半し、食事なども協同で行ったのだ。今の言葉で言うと、ルームシェアとなるだろうか。なにしろ、勤務先が同じなので、相手の動向はよく分かるし、夜は食事代わりに結構近くの焼鳥屋に飲みに行ったりした。

 この生活は1年後終了する。ルームメイトが結婚することになったのだ。彼は新居へ、わたしはアパートへ。
 その後、異動であまり会うことはなかったが、学生時代のサークルの同窓会で何年か置きには会っていた。

 最近はしばらく会っていなかったので、彼の白髪と腹の出っ張り具合にはこちらもちょっと驚いたが、また会って飲むこともあろう。楽しみにしている。
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tyuuri

>ハマコウさん、niceありがとうございます。
>HIROMIさん、niceありがとうございます。
by tyuuri (2012-07-05 17:43) 

shira

 ん〜、いい話ですねえ。
 ルームシェアリングと言えば聞こえはいいけど、要はゼニの節約なんですよね。ただ、高度成長以降の日本はそういうゼニの節約のための共同生活(親と息子夫婦との同居なんてのも含めて)を「もっと自由な生活をエンジョイしましょう」とばかりに高価な別居へとシフトさせていったように思います。もちろんそれは商売上の戦略に過ぎなかったんですけど、今となっては他人と共同生活のできる人間のキャパの方がはるかに有用な感じがします。
by shira (2012-07-05 21:31) 

tyuuri

>shiraさん、わたしは教育大時代4年間寮の複数部屋(一室に2~3人で生活する)で共同生活をしていたので、他人と一緒に暮らすのは慣れていたんです。息子も勤めて今は寮生活ですが、6人部屋の共同生活に耐えかねて辞職した者も4月当初はいたそうですね。そう言えば、入院時も4人部屋でしたが、全然気にもなりませんでしたね。
by tyuuri (2012-07-07 17:15) 

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