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ニュートンのリンゴ [雑感]

 札幌市北区北12条西3丁目、地下鉄北12条駅のすぐ近くに「ニュートンのリンゴ」がある。

 由来は、1965年ミドルセックス国立物理研究所から分身を記念樹として譲り受け、東大植物園で隔離栽培を行い検疫検定を経て、日本で栽培された。
 ニュートンのリンゴそのものは、本来ニュートンの出生地イギリス中東部・ウールソープ村にあったが接木法により、ミドルセックス国立物理研究所にて栽培されていたものである。
 1982年、北海道深川市が、リンゴ栽培90年の記念樹として北大農学部を通じて分譲依頼し、結果、同年3月苗木が深川市に導入。
 同市小森正規氏の果樹園より穂木を取り育成、1995年5月に同地に移植された。説明板はあるが、なぜこの地に移植されたのかの記載は無い。

 
ニュートンのリンゴ20220601.JPG


 なお、同地は旧「有島武郎邸」があったことでも知られる。1913年(大正2)年に建てられたが、有島家が住んだのはわずか1年だったという。その後学生寮として使われ、1983年に札幌芸術の森に移築された。私は、1977年から3年間北12条西2丁目に住んでいたのだが、この有島邸の存在は全く知らなかった。当時、その周辺には、古い寮や下宿、アパートが混在していたから、気がつかなかったのかもしれない。
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