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馬鹿の多数決・北海道自民 [雑感]

 こんなの、中学生からでも笑われる。つまり、こういう発想・議論しかできないのだ。

「道議会自民「すぐに禁煙難しい」 喫煙所設置を総会で決定」 北海道新聞記事
10/05 02:03
 道議会自民党・道民会議(53人)は4日の議員総会で、来年1月に完成し、6月に使用開始を予定する新しい道議会庁舎の会派控室に、喫煙所を設置することを最終的に決めた。所属議員へのアンケートで賛成が6割を占め、判断した。喫煙所の設置には北海道医師会の長瀬清会長らが批判を強めており、世論のさらなる反発は必至の情勢だ。

 道議会の各会派は2011年、希望する会派の控室に喫煙所を設置できると取り決めたが、新庁舎での扱いは未定。設置に反対する他会派との調整に時間を要するとみられ、設置時期は見通せない。

 自民会派の佐々木俊雄議員会長は議員総会で、「今すぐたばこをやめろと言っても難しい。受動喫煙防止を徹底し、将来の全面禁煙に向けた一里塚としたい」と理解を求めた。本間勲氏(上川管内)が「(設置に反対する)少数意見を尊重するのが道議としての良識だ」と意見を述べたが、他に異論は出ず、会派として設置方針を決定した。

 7月に一部施行された改正健康増進法で全国の行政機関が全面禁煙となったが、議会庁舎は議決機関として対象外とされた。自民会派は同月にいったん喫煙所の設置を決めたが、会派内の異論や鈴木直道知事の「税金で造るのは難しい」との発言などを受けてアンケートを実施。庁舎内の喫煙所設置に賛成が31人と、反対の18人を上回った。

 自民会派は知事の発言を踏まえ、日本たばこ産業(JT)北海道支社の寄贈で喫煙所を設置する考え。電気代などの維持管理費について、佐々木氏は記者団に対し「たばこを吸う道議が責任を持って負担する形も考えられる」と説明した。

 鈴木知事は4日の記者会見で、「私の思いは全く変わらない。多くの道民が注目しており、今後は議会(全体)で議論を深めて答えを出してほしい」と求めた。(竹中達哉)


「改憲論議求める意見書案可決 道議会」 北海道新聞記事
10/05 05:00
 第3回定例道議会は4日夜の本会議で、憲法改正に向けた国会議論を促す意見書案を自民党・道民会議と公明党の賛成多数で可決した。採決に先立つ質疑では、提案者の自民会派が国会議論推進の必要性を訴えたのに対し、野党は「国民は性急な改憲議論は望まない。(意見書案可決は)『数の力』で強行的に押し進めるやり方だ」と反発した。

→国会における憲法論議についての意見書(全文)

 採決では民主・道民連合、共産党が反対し、北海道結志会は退席した。

 意見書は「国においては、憲法について国民の広範な理解が得られるよう、国会の憲法審査会で丁寧な議論を進めるよう求める」などの内容。自民会派の田中芳憲氏(恵庭市)は、提案理由で「新しい時代にふさわしい国家のあり方を構想するのは、国会の責務だ」と強調した。

 質疑で、民主会派の沖田清志氏(苫小牧市)は「国民が求めているのは、景気回復や社会保障の充実など生活に密着したことだ。今なぜこの意見書案を提出しなければいけないのか」と疑問を投げかけた。

 これに対し田中氏は「社会経済情勢の大きな変化を考えたとき、憲法のあり方に関する議論をいつまでも後回しにすることは適切ではない」と説明した。

 共産会派の宮川潤氏(札幌市東区)は「(意見書案通りに)憲法審査会で議論を進めることを求めるのは、改憲を求めることになる」と指摘。田中氏は「改憲実現を求めるのではなく、改憲について国民の理解が得られるよう議論を求める意見書だ」と述べた。

 自民会派は保守系団体・日本会議の呼び掛けを受け、2016年から17年にかけて複数回、意見書案の提出を検討したが、公明党が慎重姿勢を崩さなかったために、提出を断念していた。(内藤景太、犬飼裕一)
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